タレントの山崎邦正さんが、月亭方正に改名するそうです。(毎日新聞デジタル)

 

かねてから落語家、月亭方正として活躍していたそうですが、今後はテレビの活動もこちらの名前でやっていくのだとか。

 

皆さんは「へー」という感じかも知れませんが、コミュニケーションデザインをしている視点では、今後の環境や活動が変わる大きな転機に見えます。

 

ネーミングは、我々が思っている以上に人からの印象を変えます。

いまや市民権を得た

「イクメン」(=育児に積極的に取り組む男性)

「ニューハーフ」「オネエ系」(=体は男性で心は女性の人達)

という二つのケースを見てみましょう。

 

二つとも、ネーミングを変えることで、あまり良くなかった印象をチェンジすることができた好例です。

今はむしろポジティブな印象を受ける言葉ですが、それまで呼ばれていたネーミング(例・おかま)のままでは、ここまで前向きなイメージにはならなかったと思いませんか?

 

悪い例でいえば「ストーカー」(=異性につきまとう人)があります。

カタカナでかっこいい風になってしまったために、やってしまう人が増えたのではないか。

「出歯亀」と呼べば、やるヤツが減るのではないかと言っていたのは、某テレビ番組に出演していた時の北野武さん。

 

なるほど、と思いませんか。

私の本業は企業のホームページやパンフレットなどの制作です。

売れない商品のテコ入れというのは、これまでに何度も手掛けてきたことですが、同じ商品なのにネーミングとパッケージデザインを変えただけで売上が倍になる・・・そんなケースは実際に珍しくないんですよね。

 

語感やネーミングから受ける印象は、人の判断に大きな影響を与えます。

山崎邦正さんは、芸人さんという立ち位置ですが、今後は文化人枠に近い活動が増えるかも知れませんね。

 

皆さんは、友人に何と呼ばれていますか?

社内では?

ニックネームも、知らず知らずに皆さんの持っている特徴の一部を強くイメージさせることがあります。

 

自分がどう見られているか。

印象を変えたい人はニックネームをこの機会に見直してみるのもいいかも知れませんね。

 

ちなみに、山崎邦正さんとは、テレビ番組で一度ご一緒させていただいたことがあります。

リアル山崎さんはとてもマジメな人、ストイックな人というイメージ。

 

月亭方正さんという名前も、落語家としてもイメージも、文化人としてのイメージも違和感がないというか、実物に近いように思いました。

今後のご活躍を期待しています!