少し話を例えると、私は理学療法士として、日頃、医療介護分野で働いている身である。感染や衛生管理には十分気をつけている。その点は当然の事と思うし、日本の公衆衛生の水準はかなり高水準だと思う。ただ、その高い衛生基準、衛生認識により、今後、日本人が持っている生体個々の自己免疫力は、他の先進国の人々に比べ、徐々に低下してくるのではと考えている。

 

こう考える理由。おわかりになるだろうか?

 

管理された衛生観念の中で育っていくと、確かに感染リスクや疾病の発症リスクを減らすだろう。しかし、生体が元々持っている免疫力は鍛えられない。だから特定の免疫力をつけるためには予防接種を行うのだが、それだけで足りるものではない。結果、衛生状態が悪い環境では体調を崩しやすくなる事も考えられるのである。

 

これは、情報の過度な衛生管理が、個人の精神や思考力に与える影響にしても一緒ではないだろうか。