週に1回以上は着物を着る。特に冬場、夜のお出かけは着物のほうが楽だし、暖かい。そう言うと、大体の人は「へ?」という顔をする。そして、立食パーティーだったら、ハイヒールより草履のほうが楽でしょというと、そのうちの、いくらかの女性は分かる~という顔をする。どう考えても、ハイヒールは他人が履いているのを見るだけのものだと私は思う。

 

ところで、その着物好きとしても驚いたのは、平成24年4月からの新しい学習指導要領に和服の基本的な着想を扱うこともできること。なる一文が示され、実際、平成24年度から採用された中学校の家庭科教科書には和装着用について記載されているということ。

 

そう言われてみれば、武道の必修化とか、いくつか、大きく変わることを聞いた記憶があるが、その中に着物も含まれていたとは! 和装教育国民推進会議なる団体のホームページを見ると、和服の衰退が言われて久しいなか、呉服、着付け業界は着々とこの布陣を打ってきたことが分かる。

 

そして、それがなんとなく、嫌な感じである。

 

私自身着物は大好きだし、日本女性をもっとも美しく見せてくれる衣装であるとも思う。茶道はもちろん、多くの日本の伝統文化も着物なしには成立しない部分もある。