あけましておめでとうございます。今年の年末はクリスマス前に家人が急に入院、それを言い訳に年賀状作成をサボった結果、年明けにせっせと手書きする羽目に。やるべきことはやっておかないと後が大変と、怠け心を戒める年初……。

 

ところで、朝食後、茶碗を洗いながら考えたことを。間取り図のことである。

 

少し前に地域密着型のハウスメーカーさんの仕事をしたのだが、その時に成功する家づくりのコツということで、そこの会社で内装、インテリアなどのアドバイスをしている女性に話を聞いた。

 

当たり前のことだが、一般の人には間取り図その他の図面は平面にしか見えない。だが、不動産、建築などに長いこと関わっている人の多くは平面図を立面で見ている。この図面からすると、空間のボリュームはこのくらい、だから、そこにこのサイズの家具を置くと、う~ん、とんでもなく狭くなるぞとか、その色を壁全面に塗るのは、ちょっと冒険過ぎるんじゃとか、まあ、そんな風に見えるわけである。

 

そこで、その女性は平面と立面の橋渡しというか、見えないものをいろいろな手法で見えるようにしてあげることで、家づくりが失敗しないようにと導くのが仕事だというのだが、これが大変でねえと仰る。

 

そうなのだ、見えている人には見えているのが普通で、見えないことを想像するのは難しく、その逆もまた同様である。同じ平面図を見ていながら、見えているものが違い過ぎるのである。