2013年12月、「水道の蛇口」ばかりを盗んでいた20代の男2人が「窃盗」と「建造物侵入」の容疑で逮捕されました。学校などに侵入して104個を盗んだのですが、被害が報道され売れなくなり、仕方なく市有地の土中に埋めていたとのことです。なぜそんなものを?と疑問に思うところですが、「真鍮(しんちゅう)は高く売れる」と聞いたとのこと。

 

そんなものが、本当に売れるのでしょうか? 

 

答えは「売れます」。近年、金属類は価格が上がっています。蛇口などは素材からして1キログラム当たり数百円です。104個盗んだものの時価は3万1千円で、単純計算で1個当たり298円。それを約7時間の犯行時間で盗んだようですが、2人で力仕事をして1人1日15500円、時給にしたら約2214円になりますね。しかし、結局売れなかったのでゼロ円。

 

そもそも近隣地域で一度にそれだけ盗まれたら異常事態ですから、警察が動くことは誰でも分かります。必然的に売れなくなります。土中に隠したということは、「いつかは売れるかも」と思ったのでしょうか。彼らの思考回路に不思議さを感じてしまいます……。

 

「金属泥棒」は今に始まったことではありません。