叱る指導もう限界? 社員育てる「褒め合いゲーム」
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO49201660V01C12A2HR0A00/

「若手は褒めて伸ばせ」と言われて久しいですが、社風は掛け声通りにはなかなか変わらないようです。

ならば褒めずにはいられない仕組みを作ればいい、ということで、SNS(交流サイト)などを活用し、時に取引先も巻き込む「褒め合いゲーム」を導入する企業が相次いでいるそうです。

 

仕事で成長のためには、次の3つが必要です。

1.自分が知っている自分を正しく知っておくこと
2.他人が知っていて自分は知らない自分像を知ること
3.1と2を総合的に分析し、自分の優れた点/足りない点を知ること

 

コミュニケーション心理学で使われる、ジョハリの窓というものがあります。

・自分も他人も知っている自分
・自分は知っているが他人は知らない自分
・他人は知っているが、自分は知らない自分
・誰も知らない自分

 

以上の4つの自分を格子状の図に当てはめたものがジョハリの窓です。ジョハリの窓と、冒頭の成長するための3つのポイントと合わせて考えてみます。

 

「1.自分が知っている自分」は、開放の窓と秘密の窓で把握します。
「2.他人が知っていて自分は知らない自分像」は盲点の窓です。
最後の「3.自分の優れた点/足りない点を知ること」は未知の窓となります。

優れた点を伸ばし、スペシャリストになった、成長後の自分も、足りない点を補い、ジェネラリストになった、成長後の自分も、まだ誰も知らないという点で未知の窓と言えます。

 

さて、叱られるのも褒められるのも、盲点の窓を知る良いチャンスであることは同じです。
ネガティブに伝えられるのが叱る。ポジティブに伝えられるのが褒める。
ざっくりとこのように分けられると思います。いずれにしても、自分が知らない自分に気づくことが、成長への一歩です。

 

逆の立場、つまり褒める/叱る人にとって重要なのは、本人が気づいていない点を気づかせてあげることなのではないでしょうか。