出戻り転職を許してくれても行きたくないな。私は。何故ならば、辞めようと決めた決意自体を自分自身で裏切るような気がするからだ。

 

就職は結婚に例えられることが多い。出戻り婚があまり社会的合意を得られないように、出戻り転職も基本的に日本社会では一般的ではない。

 

何故かを考えてみる。
そもそも、日本の会社は会社を去った人に対してあまりフォロー行うことがない。
退職経験がある人は分かるだろうが、定年退職以外で、退職して得られる報酬はほとんど、退職者の期待を裏切る微々たる金額である。
そして、会社を出てプライベートですら、元の社員との関係を持続させている人の数は結構少ないのではないだろうか。

 

何故ならば、年功序列型を維持してきた日本企業は特に、勤労年数に応じて賃金が上がる仕組みであり、永らくその職場で働いてくれることを第一義として給与制度などが組み立てられている。

 

もちろん、会社に利益をもたらした人に最大の成果を与える報酬形態の企業も増えているが、かと言って早く辞めることを推奨している日本企業は少ない。