私が生まれた時、父は太鼓を買ってきたという。その次に買ってきたおもちゃは電車。

 

妹たちにはぬいぐるみを買ってきたようで、だからだろうか、彼女たちは誕生日に何が欲しい?と聞かれると、パンダのぬいぐるみやら。今年は熊がいいわやらと、可愛く答えていたものである。

 

一方の私はぬいぐるみは埃が溜まるからいらないとぬいぐるみを拒否、そのまま成長。大人になってふとしたことからプレゼントされるまでぬいぐるみを抱くことなく育った。

 

その私の机の上に今、小人のぬいぐるみがある。しかも、白。埃、汚れの目立つこと間違いなしの品である。

 

どうするか。もらった時に考えた。

 

置いておいて汚れていくのも忍びないが、しまってしまうと多分、何年か後にはどこに入れたか忘れるだろう。それに思い出として目につくところに置いておきたい。汚れるだろうが仕方ない。