お墓は誰のものかというと、多分に故人のものではなく遺された人たちのものだと思うのです。

 

生前に葬儀や供養の希望を家族に伝えて逝ってしまう方もいらっしゃるでしょうが、交通事故や突然死など、その後について希望を伝えられず亡くなった方は、結局のところ家族が宗教や慣例やこちらの都合で供養する方法を考えなければなりません。本当は海に散骨して欲しかったかもしれませんが、交通事故かなんかでどーんと逝かれてしまったら、そんな希望も伝えられないままになってしまうこともあるでしょうし。

 

どうせなら、20歳になったら、供養のされかた、財産分与、HなビデオとHDDの処理について遺書を書くってのを法制化していただきたい。

 

故人の御供養は、実際のところ「故人の思い」通りにはなっていないことも少なくないはずで、言ってみれば遺族が「供養したい」方法で、供養されることも多いのではないかと思います。

 

義父が5月に亡くなりましたが、いまだ実家の居間に仮設の御供養台のままです。故人がどのように供養してほしいか、義母と相談していたかはわかりません。いずれ手元供養か全自動の納骨堂にでもとは考えていますが、今はまだ納得するまで骨壷ごと自宅に置いておきたいという家族の思いが優先しています。