11月1日に発売された新型オデッセイが、発売後の1ヶ月で月間販売目標の3倍を超える1万2000台以上を受注したことがホンダから発表された。

 

内訳は、ベーシックな標準モデルに対しスポーティな「アブソルート」が87%と圧倒的。また、新たに設定された「プレミアムクレドールシート」を持つ7人乗り仕様が73%を占めた。

 

これらを見る限り、かつての勢いほどではないにせよ、オデッセイの路線変更は概ね期待を裏切るものではなかったといえそうだ。

 

オデッセイは、初代モデルが1994年に登場。当時まだミニバン文化の根付いていなかった日本市場に、ミニバンの素晴らしさを知らせ閉めたオデッセイは、ミニバンブームの火付け役となった。

 

その後、1999年にキープコンセプトのモデルチェンジを実施した2代目モデルも、それまでどおり人気を集めた。マイナーチェンジで、以降オデッセイのイメージリーダーとなるアブソルートが初めて追加。走りの良さをさらに訴求した。

 

2003年にモデルチェンジした3代目モデルでは、ミニバンの常識を覆す低床ロールーフという方向性が受けて大いに支持された。

 

ところが、3代目の延長線上でコンセプトを発展させた2008年に登場の4代目モデルになると、かつてのような勢いは見られなくなり、販売は低迷した。この頃から、オデッセイだけではなく、ロールーフミニバンと呼ばれる類のモデルは軒並み販売を落とし、ミニバンの人気はハイルーフタイプに大きく傾いた。