JS、JC、JKと略される女子小中高校生のネット上での自己アピールが、危なっかしい。プロフサイト、ラインにフェイスブック、ツイッターや動画サイトはもちろんのこと、最近では「1番可愛いガールズブログ&プロフ」と称されたアメーバのブログサービスCandyが彼女たちの支持を集め、極端に加工され、化粧を施したようなキラキラの自撮り写真がページを飾る。

 

まだ「女児」とも呼べるような小学生から高校生まで、一般の子どもが芸能人や「読者モデル」を真似て、日常のあれこれをブログに載せる。見知らぬ人からの「可愛い!」の賞賛コメントに有頂天になり、固定ファンが増えると「自称アイドル」と名乗って、それらしいアイドルごっこを始める子もいるという。

 

一般の子どもが有名人のまねごとをして、「新しい自分」に酔う。酔うだけなら、その「イタさ」も可愛らしさの亜種として、いずれ振り返って笑い話にすればいい。しかし、「ネットは誰が見ているかわからないから個人を特定できるような情報を載せてはいけない」という学校や家庭でのネットリテラシー教育が、全ての子どもに普及徹底されているわけではない。自分の身にふりかかりかねない危険としての実感が乏しいが為に、セキュリティ上、見ていて不安になるようなプライバシーの開陳が踊る。あるいは外から見えない人間関係の中で追い込まれてゆく。その結末としての事件を目にする機会も多かった、2013年だった。