夫婦共働き等の理由で、子供を保育所へ預けようとしても、地域の保育所が既に飽和状態にあり、保育所へ入れない就学前の児童が一定数存在するという、いわゆる待機児童の問題が取り上げられるようになって久しいですね。

 

少子化・過疎化が進んで小中学校の統廃合のニュースも聞こえてくる一方で、保育所が不足しているという事態は「あれ?本当なの?」という印象を表面的には受けますが、近所の人や友人等から保育所に入るために苦労するという話を聞きと、現実問題のようです。

 

厚生労働省が平成25年4月に発表した「保育所関連状況とりまとめ」の資料の中にある、平成18年から平成25年のデータによりますと、保育所数・保育所の定員・保育所利用児童数はいずれも毎年増え続け、ここ8年でトータル1割ほどの伸びを示しています。

 

少子化が進行する一方で、保育所を利用したいと思っている世帯の増加、また、都市に人口が集中しているといった事態がこれらの増加の理由として挙げられそうですが、純粋に保育所数を増やすという対策は取られているにもかかわらず、需要に供給が追いついていないという現状があるようです。

 

更に、地域によっては、東京都江東区の豊洲地区の例のように、小学校が既に飽和状態になっており、問題がより顕在化し切迫している例もあります