ハコを作ったら、活用しなきゃダメだし、活用していなくても維持費はかかる。お金を借りたら、普通は返さなくちゃいけない。だが、お国や自治体がそんなこを平気でやっているからだろうか、大丈夫、なんとかなるさとばかりに、お金を借りて、モノを作っちゃう人も世の中にはたくさんいる。

 

そんなことをして、大失敗してしまったという例が、中国新聞に載っていた。尾道にある商店街である。

 

そこが20年前、7億円近い借金をして本業とは全然関係ないハコものを作り、それが返せずに自己破産だという。コミュニティ施設だというが、事業計画に反対して3分の1もの組合員が止めるような事業を推進するほうがどうかと思うし、無利子で貸してもらっても返せないとは一体、どういうことなのやら。

 

貸してもらえるから借りちゃえ、建てちゃえということだったのだろうか。商店街は戦後まもなくから始まった保護政策のおかげで、これまで長い間、いろんな補助金に甘やかされ、ある種圧力団体になってきた。