ちなみに、ワインには、こういった問題がないそうだ。製造過程で酸化を防ぐために防腐剤を入れる必要があるため、世界中のワインは、防腐剤入りが普通で、味を比べようがないだからだ。日本酒の世界普及の道は険しい。

 

ワインに入っているのは亜硫酸塩です。こちらは主として酸化防止のために入れられています。亜硫酸塩を入れていないと瓶内でどんどんワインが酸化していって、ダメになってしまうのですね。長期熟成をさせるワインなどには必ず亜硫酸塩が入っています。防腐剤入りというのは間違いですね。

このように、あっているところを探すところが難しい記事でした。ほんの少しでも調べたり取材をすれば、間違っているということはわかるでしょうが、それをしていないと思われます。TPPに対する結論ありきで書かれた記事であり、事実と反すると断言せざるを得ません。

 

現在、日本酒の輸出は年々伸びています。もし本当に防腐剤入りじゃないと流通的にダメで、防腐剤入りのお酒は誰も飲まないというのであれば、どうして輸出量が増えていくのでしょうか。この一点だけでもこの記事が嘘だらけということがわかります。

 

どうか、誤解をすることなく、日本酒には防腐剤が入っていないという正しい知識が広まることを願ってやみません。

 

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