先日、芸人の武井壮さんが、世界マスターズ陸上200mで銅メダルを獲得しましたね! 芸人とアスリートの2足のわらじを履くタレントは、マラソンの間寛平さん、猫ひろしさん、ボクシングの片岡鶴太郎さん、山崎静代さん(しずちゃん)など、これまでにも続々登場してきました。

 

芸人さんは、なぜアスリートとの親和性が高いのか? それは、芸人ならではのメンタル特徴に、アスリートと共通するものがあるからなのでしょう。

 

「売れなければ食べていけない」――芸人は、超売れっ子のドル箱タレントと貧乏暮らしの二極化。これが厳しいオキテです。負けたら食えないという過酷な環境の中で、「勝者」になるためにひたすら努力を重ねていく。勝つためには、泣きごとも言い訳も通用しない。そうして鍛えられた「ハングリー精神」は、勝負の世界で生きるアスリートそのものです。

 

また芸を磨くには、持ち前の「ポジティブシンキング」を逆境でさらに鍛え上げることも必要です。「ウケないかも?」「売れないかも?」と、不安な気持ちを抱えたままでステージに上がっても、客はシラけるだけ。どんなにスベって叩かれたとしても、「オレは笑いの天才!」「次こそ笑わせてやる!」と前向きな意欲を燃やし続けられる楽天性(芸人さんの言う「アホさ加減」)が、成功の必要条件になるのです。