例えば、企業から解雇された従業員が、悪意を持って情報を流す場合などは注意が必要です。「組織」というものに所属をしている以上、全てが自分の思い通りになるとは限りません。多少、思い通りにならない、思ったような人間関係が築けないという程度の試練をクリアできずに企業を去った場合に、元いた職場をブラックと呼ぶべきではありません。「試練」にも明確は基準や定義があるわけではありませんが、ハードワークな会社を一概にブラック企業と認定するのはナンセンスではないでしょうか?

 

従業員を滅ぼす企業をブラック企業と呼ぶのなら、組織を滅ぼす従業員は何と言うのでしょうか? 昨今、SNSを使って自らの悪ふざけを公開しているケースが後を絶ちません。そしてその結果、閉鎖・倒産してしまったところもあります。組織にしても、従業員にしても、モラルの欠如を感じずにはいられません。

 

そもそも社会はハードなところです。なんらかの「違反」がある場合は別ですが、ハード=ブラックと気軽に決め付けてしまうのには個人的な抵抗を感じます。

だからといってブラック企業を擁護するわけではありません。ブラック企業は社名を公表の上、罰を受けるべきだと考えます。ただ心配なのは、一方的な情報やイメージで物事を決め付けてしまうことです。物事を判断する際には、色々な角度から見て自分の基準で判断できるようにしたいですね。