では、なぜShiftキーを押す際に負担があったのか。その答えは、同じくWikipediaの「タイプライター」の項にありました。

 

シフトキーは通常のキーよりも動かす機構が大きく押下するのに強い力を必要としたが、キーボードの外側にあるため、シフトキーを押下するのは通常(一番弱い)小指の役目だった。シフトキーを押しながら3つも4つも文字を打つのは至難の業だった。そこで「シフトロック」キー(現代で言えばCapsLockキー)が考案された。(Wikipediaより)

 

つまり、タイプライターにおいてShiftキーは小指で押すには力が必要で、重労働だったのです。それを解決するために、入力する文字を大文字で固定できる「シフトロック」キー(CapsLockキー)が生まれたというわけです。

 

私が物心ついた頃にはすでにワープロが主流でしたが、年上世代の話を聞くと、手動式タイプライター(力を入れなくてもキーを打てる「電動式」と、かなり力の必要な「手動式」があったようです)で文章を書くのは、かなりの重労働だったそうです。ただでさえキーを入力するのに力がいるのに、小指でShiftキーを固定しながら大文字を打つのは、至難のワザだったのではないでしょうか? とにかくCapsLockキーはタイプライター時代から存在する由緒あるキーだったのです。

 

しかし、キータッチがそれほど負荷ではない現在、CapsLockキーを活用するシーンはほとんどありません。ということで、CapsLockキーに別の役割を与えてみましょう。

 

Windowsの場合はIMEのプロパティから、Macの場合は環境設定からCapsLockの設定を変更できます。私の場合、CapsLockキーに「日本語入力のオン・オフの切り替え」という操作を割り当ててみました。こうすることで、わざわざescキーの下にあるボタンを小指で押さなくても、薬指で日本語と英数を切り替えられるようになりました。

 

CapsLockキーを活かしたい方、ぜひこの方法を試してみてください。そして、ほとんど使わないキーを有効活用してみてはいかがでしょうか?