東京五輪の開催が決定。滝川クリステルの「お・も・て・な・し」で盛り上がるなか、北海道では「思いやり」問題が勃発。ニュージーランド・マオリ族の女性が、顔の入れ墨を理由に温泉施設の入浴を拒否されたと、ちょっとした騒ぎに。

 

顔に入れ墨で入浴拒否のマオリ女性「異なる伝統思いやって」

「とても驚いた。東京五輪ではニュージーランドから同じような入れ墨をした選手がたくさん来る。日本人は自分たちと異なる伝統に思いやりを持ってほしい」と話した。

 

ここでいう「思いやりを持ってほしい」は何を指すのか。

 

入れ墨は「母親や先祖を表す家紋のようなもの」だから、受け入れてほしいという意味なのか。それは「公共浴場では入れ墨NG」という日本の文化を無視していることにならないのか。なんともスッキリしない。

 

でも、「施設では、入れ墨はファッションだと言われた。そのことに怒りを感じている」を受けての「思いやりを持って欲しい」だと、印象がだいぶ変わる。おっしゃる通りだと思う。さて、どちらの意味だったのか。はたまた、全然違う意味なのか。

 

実際のところ、このマオリ族の女性が電話取材に応じた際、何に対して「思いやりを持って欲しい」と語ったのか、正直わからない。ただ一つ、明白なのは「思いやりが欲しい」というフレーズが出た途端、俄然、話がこじれやすくなるということだ。

 

読売新聞「発言小町」の定番ネタ「ベビーカー」問題でも、”思いやり”は大人気のフレーズである。