会社や仕事の本質は、イベントで見せる楽しさや華やかさからは、わかりません。極端な話、たった1日なら、すてきな職場、立派な仕事人である演出だって出来ちゃいますから。お客が来る日だけかたづいてる家、撮影の時だけ接客のいいレストランと同じです。

 

仕事って、どんな環境でしているかより、どんな仲間としているかの方が大事。たとえ、汚くても、きつくても、職場の上司や仲間がよければ、充実した、いい仕事をしているはず。どうしてもファミリ―デーをやりたいなら、高校生くらいになった子を呼びましょう。

 

「あの理不尽な上司に耐えてる親父、尊敬するぜ!」「こんなつまらん仕事を毎日繰り返す親父、神だぜ!」そんな深い状況を読みとれるようになってこそ、本当の父親の偉さに気づいてもらえるのです。グレる子だって、減るでしょう。

 

さて、さて、わたしはダメ子……小さな会社で、偉くもなかった父のスゴさに気付いたのは、自分が仕事をするようになってから。家族のためにひたすら50年、地味な仕事をコツコツ続けてくれた父は世界一の神です。世のお父さん方! 仕事の表づらなんて見せてもムダ! 一生懸命働いてれば、家族はいつか、あなたの偉さに気づきます。時間は、ちょっとかかるかもだけど……。

 

P・S
わたし? 40過ぎて、今のおしごと始めました。最近、ちょくちょく、こうした書きものサイトに登場するわたしに、息子が不安げに一言。「かあちゃんは、いったいどこに向かってんの? 恥ずかしいから、あんまり出んといて~」なぬっ、心配はいらないよ。そこまでメジャーになんか、なり得ないから! キャリアも、美貌も足りてませんのでねぇ。