就職活動の現場では、コミュニケーション能力の高さが重要視されています。事実、経団連が毎年会員企業を対象に実施しているアンケート調査によると、選考時に重視する要素として「コミュニケーション能力」が9年連続で1位となっています。

 

自身のコミュニケーション能力を客観的に証明するために、認定講座を受講して資格を取得する方も多いそうです。また、資格取得とまではいかなくてもコミュニケーション力を高めるためにセミナーに参加する方も増えているそうです。

 

仕事は多くの場合、一人で行うものではありませんので、コミュニケーションが上手というのはプラスになるでしょう。この能力が高ければ高いに越したことはありません。しかし、だからといってコミュニケーション能力の高さ=業務遂行力の高さと考えるのは早計です。昨今のコミュニケーション能力に対する過大評価には違和感を隠せません。たしかに、コミュニケーション力は高いに越したことはありませんが、業務遂行にあたっては、経験や専門知識など他にも大切な要素はたくさんあります。