経団連が毎年発表している「選考時に重視する要素」によると、企業が学生に求める力の第1位は「コミュニケーション能力(コミュ力)」とのこと。

 

これはとても正しい判断基準だと思います。仕事とは最終的には人と人との関係、つまり“信頼”で成り立つものなのですから。

 

しかし、このコミュ力、そう簡単なものではないんですよね。就活をする学生の倍近く生きている私でさえ、久しぶりの友人に会ったりすると、自分のことばかりペラペラしゃべりまくって、別れた後に「しまった…」と思うことがあるほどです。

 

そもそも人間には「自分のことを伝えたい」という願望があって、だから、人間関係が親密になるほどに、“しゃべる”ことに集中しがちなのですが、逆を言えば、相手もしゃべりたいわけで、その点を忘れてはならないのです。

 

だから、不思議と話し上手な人より、聞き上手で包容力のある人のほうが、人がたくさん集まってくるんですよね。これは私が生活する中国でも同じ。全世界共通なのではないでしょうか。