販売納期でミスを注意された社員が「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任」と言い捨てたり、休憩時間を大幅にオーバーしたことを注意された際、「やられたら倍返し」と言い放ったり。これはもう幼い子供がアンパンマンの決め台詞「アンパーンチ!」と得意気に叫んでいるのと同レベルなような気がして、悲しくなります…。

 

半沢直樹が共感を集めるのは、彼の仕事の姿勢が「自分個人のため」ではなく「会社をよくするため」「社会に貢献できる会社を作るため」だからです。そして事実、5億を取り戻したり、汚職を見ぬいたり、「会社の利益」を生んでいるのです。

 

だから説得力もあるし、多少過激でも周りがついていくわけで、台詞だけマネしても、半沢直樹にはなれないのではないでしょうか。しかも、上司に注意されてドラマの台詞で言い返すなど、社会人としての常識に欠けていると思います。

 

そうはいえども、この「倍返し!」、聞くと気分がスカーッとしますよね。それは誰の中にも悪者をやっつけたい!という“ヒーローに憧れる心”があるからだと思います。