数年前から、ブラック企業という言葉が頻繁に耳に入るようになりました。そんな流れをけん制するようにブラック企業大賞を決める「ブラック企業大賞2013」が開催されたり、9月から厚生労働省が疑いのある企業に対し、立ち入り調査をすることが発表されていますよね。こういった対抗措置は、どんどんやって欲しいです。

 

ブラック企業の存在は人材を潰してしまうだけでなく、大きな意味で、日本の国力が崩れていってしまうのでは…と思うのです。

 

ブラック企業が成功を収め、そのトップが我がもの顔で振る舞うようになれば、次世代の若者は「企業とはとにかく利益を出すところ」「社員は使い捨て」「いつかは自分も搾取する側に…」と考えるようになってしまうのではないでしょうか。

 

そういう考え方は“経営”という視点から見れば、間違っていないのかもしれません。しかし、この「利益を出すために従業員から搾取する」という方法は、あまりに安易で、グローバルマーケットで戦える、真の競争力を持っているかどうか疑問です。