2013年度の最低賃金の引き上げ目安を全国平均で14円とするとのこと。3年ぶりの2桁アップ、個人的には嬉しいニュースですが、景気回復が実感できていない今、時期尚早なのではないか、と思います。

 

それと、今回の賃金引上げが、生活保護との「逆転」解消になる――と大きく報道されていますが、これは生活保護の給付のほうを見直すべきであって、この問題を解決するための賃金引上げは、ちょっと違うのではないでしょうか。

 

私が93年に初めて中国を訪れてから早20年。中国の賃金はこの20年で10倍以上アップしています。2012年度の中国都市部の平均月収は約2400元(4万円弱)、首都北京は5223元(85000円弱)となっています。

 

実際、知り合いを見れば、大企業のサラリーマンは普通に日本人並みかそれ以上の給与をもらっていますし、店員やウェイター、建設作業員など、低賃金と言われる職種でも2~4000元(3~7万円)はもらっています。