プチ鬱ドットコムという企画が社内で出たのは9年前くらいだっただろうか。うつ病って奴がこれから増えてくるぞ、何かできることがあるんじゃないか?と検討を始めたものの、当時の僕らにはそれを事業化することが出来なかった事を思い出した。

 

リバネスという会社を立ち上げたのが11年前だから、僕がビジネスと付き合い始めた割りと早い段階から、「うつ」というものが社会現象化していたように思う。

最近では新型うつというものが現れており、会社では元気が無いが、プライベートは元気いっぱいと、従来のうつ病とはちょっと違う症状が出ているらしい。

 

「仕事中はうつ、プライベートは元気」新型うつの理解されづらい全貌

 

その発生の要因を、文中でNPO法人教育研究所所長の牟田武生氏が解説している。

「生まれたときから不況しか知らず、『頑張ればそのぶん報われる』という価値観がそもそもないのが今の20~30代。『会社のため、世の中のために頑張って役に立ちたい=滅私奉公』よりも『頑張っても報われないなら、なるべく他者とかかわらず、楽をして生きたい=滅公奉私』という価値観で育たざるを得なかった時代背景が“新型うつ”を生んだ側面もある」

私自身が32歳であるので、恐らくこの年代ど真ん中なのだと思うが、この解説はどうなんだろうか。
生まれた時から不況しか知らないというのは、それが当たり前の世界だということだ。その世界の中で試行錯誤しながら時に報われ、時にスベり、という生活をしている。人間なんだからバイオリズムがあって然るべきだと思っているので、気分が沈むなんてことは普通にある。