「真に美しい女性は、独りでフレンチを食べていても背筋が伸びており、寂しく見えない」。

 

わたしがある本で見つけた言葉です。しびれました。「超カッコイイ」と思いました。

 

無理矢理班を作らされ、会話に入れないまま黙って給食を食べた小中学生時代。

同じ学校の生徒が誰も来ない公園まで歩いて、そこの水道の水を飲みながらひとりで購買のパンを食べていた高校時代。

同僚や同じフロアのテナントさんと顔を合わせるのが辛く、別のフロアの休憩所でごはんを食べていたら警備員さんに追い出されたフリーター時代。

講義終了と同時に話しかけんなオーラ全開で席を立ち、小走りで一人暮らしの部屋に戻って冷凍ごはんをチンしていた大学時代。

 

ひとりでいたくてしているはずなのに、どことなくわびしい気持ちになったのは、ひとりでいるせいじゃない。他でもないわたし自身がこそこそしていたからだ。そう気づかされるとともに、ひとりでいつづけた二十数年間を全肯定されたような気持ちになりました。

 

「ひとりでごはんを食べることは寂しいことだ」なんて、そんな寂しいこと言うの、もうやめにしませんか。