京都大学の食堂にはぼっち席なるものがあるという。朝日新聞の2013年7月27日夕刊に掲載された「『ぼっち席』気楽にランチ 京大学食に1人席、ついたてで周囲気にせず」という記事が発端となりTwitterなどで話題になったので知っている人も少なくないだろう。

この「ぼっち席」。是か非か。

 

著者は職業柄、大学に取材に行くことも少なくないため、学食に寄るのを実は楽しみにしている。その時に若干気にすることは、学食に到着する時間を調整することだ。

 

学食というのはその名の通り、大学の学生向けの食堂だ。学生たちは授業が終わると一目散に学食へと流れる。昼飯時は、学食内の放送で、団体での席の占拠や長時間の滞在は、食事をする人の迷惑になるのでおやめくださいとアナウンスがはいる大学もあるのだ。

 

6人がけのテーブルがあったとしよう。5人組がそこに座ってワイワイと食事をしていたとすると、そこに相席するというのは勇気がいる。ましてや、そういう場合は空席は誰も座らないだろうとばかりに荷物が置かれていたりするのだ。学食からすれば、テーブルは空いているのに席がないという状況となり、客席数が一つ失われたことになる。