「ぼっち席」を一方的にネガティブにとらえる風潮は、最近の若者は付き合いが悪いと嘆く中高年の発想とも似た感じもします。中高年が若かった時代と比較すると、統計的には、最近の若者は確かにあまりお酒を飲まなくなったようですが、それにもいろいろな合理的な理由もあるわけです。

 

自分との同質性を他人に求める傾向が日本人にはあり、仲間と一緒にランチを食べない時があるからと言って相手を異端視する発想は、ダイバーシティーが進むグローバル時代にはそぐいません。

 

あくまで利用者視点に立ち、「ぼっち席」の利用目的を多様にとらえてみれば、世の中のカフェと同じようなサービス水準に、ようやく大学食堂も近づいていくととらえてみてはいかがでしょうか。