同業者にグルメが1名。特に、飲食店での冷凍モノには敵意をむき出しにする。一方私はほとんどの場合、「おいちいね~」といただく。そんなに味オンチではないと勝手に思っているが、真偽は不明。

 

で、Mr.グルメ、時々うるさい。

「あ、コレ冷凍だ」から始まり、

「ここの店、味落ちた」

「この魚、なんかオカシイ」

「塩でごまかしてる」

私それ、食べてるよ。

そんな時、言葉を飲み込む。

「アンタの味覚は私を不幸にするよ……」

 

こんなことやってちゃいけないんだよなぁ、とか思いつつも、おおかた、自分にとって正しいと思われる行動を人はするもんだと思う。そして、自分にとって正しいと思われることは、他人にとってはアリえな~いことだったりする。

 

先日、退職後の家計管理についてのセミナーで質問をいただいた。

 

「いろんなセミナーに行っていますが、どれも先々の不安の種を教えていただけるようなセミナーでした。しかし今日は違いました。そんな考え方でいいのでしょうか?」

 

実際はもうちょっと違う言葉であったが、大体こんな内容であった。

 

「年を取ると入院する機会が増えるから、しっかり保険に入りなさい」

「今後インフレが懸念されるから、預貯金だけでなく投資をしなさい」

「退職後に貯蓄が底をつくと大変だから、生活を切り詰めなさい」

 

このようなメッセージを過去のセミナーで受け取られたのだろう。

 

全部、間違ってない。ファイナンシャルプランナーという人たちの常識に近いメッセージだと思う。ただ、それぞれ、別のメッセージも同時に発信してほしかった。