私も一児の母、子どもが心配でメールをチェックしてしまう親の気持ち、わかります! 親の立場からすれば無条件に「チェックOKに一票!」と言いたいのですが、自分が子どもの立場なら「許せない!」わけで、親子といえども信頼関係を重んじるべき、ということから、私の意見は、子どものメールを堂々とチェックするならヨシ、でもこっそりチェックするのはNGです。

 

子どもは小さい頃は「ママ見て~」と、自分のすべてを周りの人に披露したがるものですが、大きくなるにつれて、「見ちゃダメ!」や「教えない」が始まって、プライバシーが確立していくんです。

 

親は子どもにとって、一番身近で最も影響力のある“おとな”です。親が間違った行動を取れば、子供に悪影響を与えます。誰だって自分のメールをこっそりチェックされていたら、頭にきますよね。自分がやられて嫌なこと(子どもにやって欲しくないこと)を、親だからといってやって良いという理論を、子どもは納得しないでしょう。

 

ちなみに私が生活する中国では、『未成年者保護法』の中で、「行為能力のある未成年者(自分で行動できる18歳以下)の手紙、日記および電子メールをいかなる組織および個人も(親でも)、それらを開き、点検してはならない」と決められています。つまり、親が子どものメールをこっそり見る=違法!というわけです。厳しいですね(苦笑)。

 

この『未成年者保護法』が改正された2006年当時のある調査では、親が小中学生の子どもの日記や手紙、メールをチェックしている割合は約3割。見られた子どもは一様に“怒り”を感じ、親が子どものプライバシーを侵害することは「子どもが親への不信感を抱かせるだけ」とし、不適切な行為――と結論づけています。