年末恒例となった「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が発表されましたね。 今年の年間大賞は、「ワイルドだろぉ」が選ばれました。 元々は自虐ネタというものだと思いますが、楽しいフレーズが選ばれて良かったような気がします。そして、トップテンに選ばれた流行語に、「終活」が入っていました。

 

「終活」という言葉が、『現代用語の基礎知識』に登場したのは、2010年版からということなので、まだまだ新しい言葉です。 遺言だけではなく、エンディングノートという言葉も広く知られるようになりましたし、「終活」の登場は、やはり超高齢社会の一層の進展もきっかけのひとつでしょう。

 

遺言については民法に定められる要式行為ですし、一般的に、相続に関係するというだけで「私には関係ないかな」というイメージが相変わらず強いようです。 遺言とエンディングノートについては似ているようなイメージもあると思いますが、エンディングノートは、より身近なものとして認知されてきているようですね。 高齢者人口の増加に伴って、老親の看護や介護といった問題について考える機会が増えていることも原因でしょう。

 

相続に関するご相談では、「心の機微」のようなものに触れることも多いのですが、多くの場合、相続対策というと財産に関することが多いために、「資産家の問題」というように受取られがちです。(本当は、そうとも限らないのですが)(汗) そういう意味では、エンディングノートや終活という言葉が、表面的なイメージだけでなく、もっと広く意味を知られるようになることは良いことですね。

 

このブログでは、ライフプランに関することを中心に書いていますが、終活もライフプランの締めくくりと考えれば大切なことです。 「生」と「死」というイメージではなく、超高齢社会だからということだけでもなく、「自分らしく人生を全うする」という意味でも考えておく必要があるのではないでしょうか。