■実際に使用してみる

では、二つのフォントはどのような使い方をしてあげるといいのでしょうか? 「見出し」と「本文」で大きく分けてみていきたいと思います。比較的長くなりやすい本文から。

 

上記のように長い文章は、力強いフォントが並ぶと読みづらくなってしまいます(上)。可読性に優れているのは明朝体のように繊細なフォントです(下)。ですので長文には明朝体が適しているということです。

 

しかし、ゴシック体が駄目というわけではないので、ゴシック体も使用していいと思いますが、読みやすさに関しては明朝が良いというわけです。解像度で左右されるWebやデバイスにおいては、飾り(セリフ)のないゴシック体のほうが読みやすいこともあります。

 

ではゴシック体はどのようなものに適しているのか。視認性に優れているゴシック体は、もともとはキャプションに使われるフォントでした。細いウェイトでも読みやすいので、図や短い文章などにむいています。

 

また、見出しやタイトルもゴシックにすることをオススメします。明朝の細さでは文章のまとまりが感じられにくく、少し読みづらいものになってしまいます。


基本的にはこの法則に従うことはおススメですが、もちろん決まりはありません。文字の大きさ、太さ、種類によって読み手にどのようにとらえられるか全く変わってくるのがフォント選びの難しいところですね。