銚子電鉄が再び経営危機に瀕している。

 

銚子市は財政そのものが悪化し、近年では市立高校の統合問題、市立病院の閉鎖問題などが話題に上っている。鉄道マニアにとって、銚子電鉄は注目すべき存在であるので、世間的には注目されているが、実は地元の人にとって銚子電鉄の存続問題はあまり関心がないと聞く。たしかに、地方になればなるほど車社会になる。

 

2008年に、銚子市は市立病院が休止するという電車以上に危機的な状況に陥った。インフラという面では電車以上に深刻な話だった。銚子市は医療財団法人を指定管理者とし、運営を委託することを決めた。この結果、順調な再生を遂げつつある。行政施設の活性化という意味で例をもう一つ挙げたい。

 

2013年、佐賀県武雄市は公立図書館の運営を民間企業であるCCC(TSUTAYA)を指定管理者に指名し運営を委託した。閑散としていた図書館は、市民だけでなく、観光施設としても活性化し、周辺自治体からの来訪も大幅に増加している。

 

インフラだから、何が何でも行政が支援、運営しなければならないというのは間違いだ。出来る限りのことは民間に任せ、民間が利益を生み出すように努力をすることで、役人が想像する以上にプラスが出て来るものだ。