先日行われた「ゆるキャラグランプリ2012」の結果は、バリィさんの勝利!いやー、あっぱれでしたね!
昨年は熊本県のくまモンに破れて、惜しくも2位と苦汁をなめたバリィさん、その勝利の一役を担う形になったのは、あの某民放番組で行われた「ゆるキャラ相撲対決」ではないでしょうか(くまモンが出場辞退していなかった場合の結果はわかりませんが…)。
かく言う私も、初めて見た「バリィ・アタック」に一目惚れしたクチです。
あの豊満なボディから繰り出される、ポヨンとした表情とは打って変わっての豪快な体当たりに、もうメロメロです。

 

それにしても、いつの間にこんなにゆるキャラが増えたのでしょうね?
第一次・ゆるキャラブームは、彦根城の「ひこにゃん」と記憶しておりますが、この「ゆるキャラ」という言葉が認知され、「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたのが2008年ということですから、たかだか4~5年で、ゆるキャラはかくも進化(?)し、増殖していたのですね。

 

さて、ゆるキャラの条件として「ゆるキャラ三か条」があるそうですが、その中に「愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている事」というのがあります。
ズラリと並んだゆるキャラたちのフォルムは丸みを帯びているものが多く、つぶらな瞳、親しみやすい表情としぐさで愛されキャラを演じています(もちろん、中には異色のキャラもいますが)。

 

地域のマスコットキャラクターをデザインする際には、そういった親しみやすさというものも十分考慮しているのでしょうが、いまや時代は3D。
立体になり、キャラたちは動き出しました(決して、中の人なんていません!)。
一所懸命、地域振興のアピールをするのがお仕事です。
親しみやすさを前面に、子どもたちだけでなく大人にもありったけの愛想をふりまきます。

 

そんな努力のせいだけでなく、ちょっと足りない足の長さだとか、ちょっと掴みにくい丸い手による不調法、あるいは大きすぎる頭のせいでドアから入れないなど思いがけず笑いを取ってしまうこともあり、このあたりが「愛すべき、ゆるさ」と思われます。さらに、「でもメゲずに頑張るもん!」といった姿勢が見られるところも、また魅力なのでしょう。

 

鑑みるにこれって、ゆるキャラたちだけでなく、人にも言えることではないでしょうか。
いつもニコニコしている人のところには、自然と人が集まります。仏頂面では人は寄ってきませんよね。
また、自分の仕事に一所懸命、失敗してもメゲずに頑張れる、といったポジティブなところも同様です。
そして、さらに愛されキャラを極めるなら…、バリィさんの様に「意外な一面」というのも有効かもしれません。
あ、ただし、「意外な一面」の披露の仕方については熟考されてください。当方は一切責任を負いませんので、あしからず。