日本トイレ協会が1986年(昭和61年)に制定したのがトイレの日。「11=いい、10=ト・イレ」の語呂合せ。ま、わからんでもないね。年に一回くらいはトイレのことを考え、トイレに感謝をしたい・・・と思ったら、なんと8月10日にもトイレの日があった。こちらは、日本衛生設備機器工業会が制定したもの。ややこしや。日本トイレ協会はこの日に「トイレシンポジウム」を開催して、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ賞」を発表しているとか。われわれの日常生活でトイレは切り離せない場所。とくに、お酒を飲むとトイレが近くなる。レストランや居酒屋など飲食店でのトイレマナー、こんな日こそ考えてみよう。

 

トイレに行くときのマナー

体質にもよるけれど、お酒を飲むと利尿作用が働いて通常よりもトイレに行く回数が増えるもの。溜めないでなるべくこまめにトイレには行きたい。ただし、食べたり飲んだりしている席でトイレにたつタイミングは案外難しい。盛り上がっている話の腰を折るのは気が引けるし、料理を食べている最中ならば気をつかう。ただし無理をするのはよくない。ここは逆の発想をしてみるといい。相手がトイレに行きたそうにしているのに我慢しているとしたら・・・、気にせずにどうぞ、我慢しないでと思うもの。そう、生理現象は誰もがあること。ここははっきり「すみません、失礼します」と立ち上がればいい。トイレというのがいいにくいときは化粧室とかレストルームいえばいい。とある男性先輩は「ちょっとリフレッシュに」とおっしゃる。これはちょっとしゃれている。

 

トイレの使い方マナー

基本、トイレに入るときは多かれ少なかれ慌てているもの。気をつけるべきは使用後だ。ペーパーの切れ端が散らばっていないか気にしてみよう。汚れていたらさっと片付けるのもきっといいこと。次の人が気持ちがいいだろうし、たいした手間にはならない。ペーパーの端を三角に折るのはすきずき。私はやらない派。なんだか余計なお世話のような気がするから。そのかわり切った端が見えないように切れ端は蓋(というのか?)の中に入れる。そのくらいかな。

 

ちゃんと流れたかどうか確かめることも忘れないで。便器が汚れていないかどうかもみておこう。もしものときはさっと拭いておきたい。万が一、げろっぴーのときこそ(酔ったときはこういうこともある)きれいに後始末すること。ま、そこまで飲みすぎないことが重要なのだけど。

 

洗面台の使い方も大切。べしゃべしゃ濡れたままとか髪の毛が落ちたままなどは論外。これもそんな手間はかからないからさっと拭いておきたいものだ。そして、一呼吸して鏡で顔をチェックし「飲みすぎていないか」「一緒の人に不快感を与えていないか」を調べてみる。これもトイレの重要チェック項目だ。

 

ともかく、大事な酒席のときは飲みすぎないことが第一。数人での接待やパーティーのときならトイレにたつ際には必ず誰かに声をかけてから行こう。気配を消してそっと・・・というマナーもあるかもしれないが、万が一事故など起こったときには大事になりかねないからね。

 

我が家のトイレだけでなく、外でのトイレもきれいにすると『トイレの神様』がきっと見ていてくれる。かの北野たけしさんも外でトイレを使ったらさっと掃除をしてから出てくるという。たけし監督の成功は、そこから来ている・・・のかどうかはわからないが、誰も見ていないところでこそ人間の品格というものが出るのだ。