先日公表された金融広報中央委員会の『家計の金融行動に関する世論調査(2012年)』から気になった項目について、いくつかご紹介していますが、本日は金融資産残高の増減について。

 

まず全体的な調査結果から見てみると、1年前と比べて金融資産が「減った」と答えた世帯は、二人以上世帯では40.1%。

 

この5年ほどは毎年40%前後ですし、「減った」と回答した方の理由は収入減で資産を取り崩したからということですので、景気の影響などもあり、例年通りといったところでしょうか。

 

また、年齢別(二人以上世帯)に見てみると、以下の通りです。

 

【減った・変わらない・増えた】

20代 : 27.1% ・ 31.4% ・ 40.0%

30代 : 26.1% ・ 36.6% ・ 36.1%

40代 : 35.7% ・ 40.6% ・ 22.1%

50代 : 38.7% ・ 37.0% ・ 21.0%

60代 : 46.6% ・ 38.5% ・ 13.4%

70代 : 46.8% ・ 42.0% ・ 10.0%

 

見ていただくとお分かりの通り、70代の二人以上世帯は46.8%の方が貯蓄を減らし、10%の世帯が貯蓄が増えたと回答したのに対し、20代の二人以上世帯で減らしたとの回答が27.1%で、増えたとの回答が40%で、全く逆の結果となっています。

 

年代別に見ていくと、この傾向は顕著で、年を追うごとに貯蓄を減らす世帯が増加し、貯蓄を増やす世帯が低下していっています。

 

つまり、若いうちに貯め、定年後に貯めた資産を取り崩して生活しているということになります。

 

現役でお仕事をされている世帯の方、しっかり貯めていますか?

 

なかなか貯められないという方は、一度ライフプランを立ててみることをお勧めします。ライフプランを立てることで、いくら貯めないといけないのか、自由に今使えるのはいくらかがよく分かりますので。