あなたのまわりにいる「美人」を思い浮かべてみてください。
次に、あなたのまわりにいる「モテている女性」を思い浮かべてみてください。

どうやら男性と女性では、両者が一致する確率は男性のほうが高いようです。
マイナビニュースに、こんな記事が載っていました。

 

美人じゃないのにモテる女性とは?-「むしろ、モテている美人がいないです」

 

これは、独身女性300名に「美人じゃないのにモテる女性の特徴」について聞いたアンケート。
まず最初に「あなたのまわりに美人じゃないのにモテる人はいますか?」という質問があり、それに対して、42.3%の女性が「はい」と答えています。

 

さらに「はい」と答えた人に、どうしてモテると思うかを質問。それに対しては、大きく分けて「人懐っこい」「話し上手、聞き上手」「小悪魔系」「愛想が良い」「ぶりっこ」といった声が上がっています。どれも具体的かつ辛辣で、きっと美人じゃない女性がモテていることに対して、よっぽど納得がいかないのでしょう。「むしろ、モテている美人さんがいないです」という声も。

 

ちなみに、男性に対して同じアンケートをした記事はこちら。

男性に聞いた、美人じゃないのにモテる女性 -「胸が大きい」「男を立てる」

 

「あなたのまわりに美人じゃないのにモテる人はいますか?」という質問に対して、280人の独身男性のうち「はい」と答えたのは26.8%でした。

 

同様に「はい」と答えた人に尋ねた、どうしてモテると思うかという質問の回答は、大きく分けて「愛嬌がある女性」「気が利く女性」「セクシー系」「男を立てるのがうまい」「性格美人」など。さっきの女性の回答とそう大きくは違わない内容ではありますが、総じて漠然とした印象を受けます。

 

着目したいのは、男性よりも女性のほうが「美人じゃないのにモテる人」がいると思っている割合が、はるかに高いこと。その差、15.5ポイント。男性はだいたい4人にひとりですが、女性は半数に近い人が「なんであんなブ○が……」という気持ちを抱いているようです。この差はどこから来るのでしょう。

 

それはおそらく、多くの男性は「モテている女性は美人」と素直に認めてしまえるから。美人の基準なんてじつに曖昧で、同じ土俵に立っていない男性としては、魅力的な女性は全部「美人」と感じてしまっても差し支えありません。しかし女性は、ライバルであるすべて同性に対して「美人か美人じゃないか」を厳しくチェックし、その人の総合的な魅力とは関係なく「こいつはしょせん不美人」という判定を下している傾向があると言えるでしょう。

 

顔の造作だけで「美人」か「不美人」かを判定しても、はっきり言ってしまえば、ほとんど意味はありません。かろうじて意味があるとすれば、女性同士のあいだで、モテている「不美人」に対する悔しさやコンプレックスをやわらげたり、モテない「美人」を見て溜飲を下げたりといった用途に使えるぐらいでしょうか。さっき「モテている美人さんがいない」という声がありましたが、いや、いっぱいいます。でも、モテている女性を「美人」だと認めたくないんですよね。わかります。もっと言ってしまえば、モテていない人、つまり魅力がない人は、たとえ顔立ちが整っていても「美人」のカテゴリーに入れなくていいんじゃないでしょうか。

 

たいへん大きなお世話ではありますが、女性のみなさまにおかれましては、「美人」や「モテる人」に厳しい目を向けて自分を慰めていても、百害あって一利なしです。「美人なのにモテない人」をせっせと探すのも同じ。自分もモテたいという願いとは裏腹に、どんどんモテから遠ざかってしまうでしょう。むしろ、モテている人を「あの子はあの子なりに美人」と認めることが、モテに近づく第一歩になるに違いありません。最初は抵抗があるかもしれませんが、ぜひお試しください。べつに自分に損があるわけじゃありません。

 

男性である私も、モテている同性にケチをつけたくなる誘惑に打ち勝って、鷹揚な態度で「まあ、彼はイケメンだからね」なんて言ってみようかと思います。ただ、中途半端に抵抗したくなって「まあ、実際にモテているんだから、きっとイケメンの部類なんじゃないの」といった言い方をしてしまったら、完全に逆効果ですね。気を付けます。さあ、いっしょにがんばりましょう!