野村総合研究所が11月12日に開催した「NRIメディアフォーラム」での報告によると、「相手の書き込みに対し、共感・興味を持って押す「“本気”いいね!」の割合は3割
「“建前”いいね!」が7割強を占める」
…との調査結果が出たそうです。

実数とそう遠くない数値だと感じます。

 

「いいね!」を押す人の目的や動機を私なりに分類してみました。
注)「投稿者」とは、元の記事を投稿した人を指す。

◆ 投稿内容に共感・同意
◆ 投稿者(またはその言動)に対する励まし
◆ 投稿者との関係強化・コミュニケーション
◆ “投稿者”に自分の存在をアピール
◆ “投稿者の友人知人”に自分の存在をアピール
◆ 自分に「いいね!」してもらうために
◆ 自分に「いいね!」してもらったお返しに
◆ 礼儀・作法として
◆ 読んだ記念/足跡がわり(アメブロの「ペタ」のような感覚)
◆ なんとなく

 

これらに対して、「いいね!」を押される側、すなわち投稿者の受け取り方はどうでしょうか?

「いいね!」を押す目的・動機が多様である以上、受け取る側もその真意を読み取る能力があるのが望ましいですが、実際は、「いいね!」の“数”と“誰が押した「いいね!」か?”のみをザっと見て、あとはコメントに注目が集まりがちです。

確かにコメントの方が何十倍~何百倍も解釈しやすいので、当然です。

結果、「いいね!」は、押す人の気持ちはほとんど汲み取られることなく、月日とともに存在意義が薄れ、形骸化していくのでしょう。

 

しかしそれでは余りにもはかないので、次のような機能を考えてみました。

 

1) 「いいね!」の前に好きな言葉を付加できる

例)「すごく」いいね! 「超」いいね!
「何となく」いいね! 「まあまあ」いいね!

 

2) 「いいね!」以外のポジティブな選択肢を設ける

例)「最高だね!」 「ゴキゲンだね!」 「面白いね!」
「カワイイね!」 「カッコいいね!」 「美しいね!」
「期待してるね!」 「楽しみだね!」 「頑張ったね!」
「やったね!」

 

3) 「いいね!」とは逆の、ネガティブな選択肢を設ける

例)「ダメだね!」 「悲しいね!」 「残念だね!」
「ヒドいね!」 「許せないね!」 「ツラかったね!」
「やっちゃったね!」

 

ただ、「いいね!」機能が上記のように強化されるに連れて、コメント欄に書く内容が着々と削られていくでしょう。

それを防ぐには、「いいね!」の意味を余り深追いせずに、
コメント中心のコミュニケーションを重んじる方が良いのでしょうね。

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(参考)

相手の書き込みに対し、共感・興味を持って押す「“本気”いいね!」の割合は3割
「“建前”いいね!」が7割強を占める(下記PDFのP8を参照)
http://www.nri.co.jp/publicity/mediaforum/2012/pdf/forum181.pdf

フェイスブックの「いいね!」 7割は「建前」で押す
http://www.j-cast.com/2012/11/13153684.html