性欲よりも「メディア欲」:調査結果 « WIRED.jp.

 

上記の記事は、日常的な欲求と、それを抑える際の難易度に関する行動科学のリサーチを紹介したものです。記事によれば、何らかのメディアを利用したいという欲求は、全体の8.1%を占め、食べること、寝ること、ノンアルコール飲料を飲むことに続いて、第4位にランクインしています。しかし、食べたいという衝動を抑えようとして失敗した率は22%、セックスを控えようとして失敗した人はわずか11%だったにも関わらず、Facebookのチェックについては42%が失敗したという結果が得られたそうです。

 

このリサーチが示しているように、Facebookというソーシャルメディアには抗うことが難しい誘惑があるようです。その一方で、下記の記事が示しているように、「建前」で成り立っているという面もあるようです。

 

フェイスブックの「いいね!」 7割は「建前」で押す : J-CASTニュース.

 

私は仕事のツールとして、FacebookやTwitterなど、SNSをつかっていますが、このリサーチの数字が示すように、「いいね!」が面倒だなと感じることもあります。「いいね!」が欲しいという気持ちはあるけれど、友人や知人から「いいね!」の数を自慢されたりすると、ちょっと恥ずかしい感じもします。Facebookに慣れてくると、自分をいかに表現し、人からどう見られるかを、コントロールしようという意識が芽生えてきます。Facebookというツールは、ナルシズムをコントロールしようとするが故に、自分と友人たちのナルシズムを向き合わざるを得ないのかもしれません。

 

このニュースの元となった野村総合研究所のリサーチは、Facebook、Twitter、mixiを対象としていますが、今、最も勢いがあるのは、LINEのようです。下記の記事は、ソーシャルメディア活用企業ランキング(アジャイルメディアネットワーク調査)で総合1位となったローソンを取材したものですが、あきこちゃんに「友達」登録した会員数が最も多いのは、LINEのユーザーのようです。

 

ローソン、SNS躍進の仕掛人| あの企業のチェンジリーダーたち| 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト.

 

周囲の20代の女の子に聞くと、合コンで連絡先を交換するときは、個人情報を特定されない、LINEのアドレスを教えるのが当たり前なんだそうです。LINEの魅力は様々なニュースで取り上げられていますが、LINEスタンプのキャラクターの設定、デザインが上手いなと思います。建前は、コミュニケーションを円滑にするけれど、面倒なことも。CONY、BROWN、MOON、JAMESという4つのキャラクターは、ユーザーの本音を代弁してくれるようにも感じられます。