内閣府が、今春に大学を卒業した若者のうち、約20万人が企業からの求人があったにもかかわらず、就職しなかったとする調査結果を公表したとの報道がありました。

 

記事では、「大企業志向が高くて、中小企業の求人には応じなかったから」という風になっていました。

 

確かにそうかもしれませんね。20代前半では、判断のしようがありませんもんね。かく言う私も3流大学から大企業に入るためには・・・と必死で考えて、まずは派遣で大企業の仕事をして、そこから大企業へ転職!と考えて派遣会社に入りました。

 

結果としては、今に至っている(自営業で独立FPとして活動集)ので、「どうよ?」って気持ちもありますが、何人もの同期入社した仲間がこのストーリーで大企業、もしくはその子会社に入社しているので、あながち間違った戦術ではなかったかなー。と思っています。

 

「生活」をとるならやっぱり大企業!?

 

最近では、超大企業でも、吸収合併や大規模リストラなどがあり、「一生安泰」というわけにはいきませんが、お客さまの個別相談の対応をしていると、大企業や公務員とそれ以外の会社では大きな格差があることをまざまざと見せつけられてしまいます。

 

休暇の取得、共済会などによる保障サービス、退職金規定など、さまざまな福利厚生が充実していますし、いざリストラとなっても、早期退職のための退職金積み上げなどがあり、リストラされてもすぐに困ることはないのが実情ではないでしょうか?

 

生活の安定を取るなら、やはり大企業・・・と、一匹狼で仕事している今でもやはり思ってしまいます。まぁ、私の場合、人生やり直しができても、きっと一匹狼で仕事しているとは思いますが。

 

「生活」を取るか、「人生」を取るか、あなたはどっち?

 

「生活」と「人生」、大げさないいようかもしれませんが、リストラの可能性もあるかもしれないけれど、それでも安定した生活を重視して、仕事は給料 を得るための代価、労働力の提供と割り切ってしまうことができれば大企業はよいかもしれません。波風立てず、上司や会社の方針に従い、辞令が下ればどんな 仕事でもする。生きがいは家族や、趣味、であればやはり大企業なのでしょう。

 

しかし、一日の1/3以上は仕事のために使うのであれば、仕事の中でもなるべく自分の持ち味を活かせて、評価もされ、やりがいを感じたいと思うなら どうでしょうか?自分のやりたいことができる可能性が広がる(あくまで可能性ですが)、その代償として福利厚生が見劣りする中小企業、自営業を選ぶのも選 択肢のひとつかだと私は思っています。

 

内閣府では、大企業志向に対する対応として、中小企業への窓口を・・・などとやっていますが、そんなことより、教育の中で、子供たちが人生に対して しっかり考えることができる時間を作ってあげたり、考え方を学ぶ時間を作ってあげたりすることが重要なのではないかと思います。