尽くしすぎてしまう?

彼に尽くしすぎていない?

彼に尽くしすぎていない?

好きな人ができると、尽くしすぎてしまう人がいます。その結果、相手がいい気になりすぎてしまったり、場合によっては、迷惑だと感じたりすることもあるでしょう。本人は良かれと思って尽くしていることが多いものですが、そういう行為は、必ずしも恋愛にプラスに働くわけではありません。

今回は、好きな人に尽くしすぎてしまう人が気付くべきことを、4つご紹介します。
 

気付くべきこと1:相手が望まないことは、「ありがた迷惑」になる

彼(彼女)を好きだから役に立ちたくて、相手から「してほしい」と言われなくても率先して行動したり、彼(彼女)の私生活や仕事に対して、あれやこれやと口を出したりしてしまう人がいます。
 
もちろんそれに対して彼(彼女)が喜んでいるのであれば、いいことですが、場合によっては、迷惑だと感じていてもそれを言えずに、あなたに気を遣っている場合もあります。
 
「ありがた迷惑」という言葉があります。あなたが自己判断で、相手が望んでいないことを良かれと思ってやってしまうと、相手はその思い自体はありがたいと思いつつも、やられたことに対しては迷惑だと感じることもあります。

「自分がやってあげたいから、やる」というのは、気を付けないと“自己満足の行為”になりがちです。相手が望んでいることをしなければ、かえって相手の負担になってしまうのです。それでは本末転倒ですよね。
 
誰にでも、人に手伝ってもらわないで、自分でやりたいこともあります。それに手を出してしまうのは、単なるお節介です。尽くしているわけではありません。「相手ができること、やりたいことは奪わない」ことも大切なことなのです。
 
例えば、男性の中には、デートのプランを彼女が決めてくれた方が楽だと思う人もいれば、自分が計画を立てて、彼女を喜ばせたいという人もいます。もし彼が後者の場合は、自分は受け身になって、してくれたことに喜んだ方が、相手も幸せな気持ちになります。
 
してあげることだけが優しさではありません。むしろ、相手にさせてあげることが優しさであることもあります。彼(彼女)の性格をよく見極め、相手の反応や表情をチェックし、やりすぎないように気を付けましょうね。
 

気付くべきこと2:「自分を必要としてほしい」というのは依存

実は、尽くしすぎてしまう人は、相手のためではなく、自分のためにしていることも少なくありません。相手の役に立つこと、相手の喜ぶ顔を見ることで、自己重要感を高めたいのです。
 
もちろんそれによって、本当に相手が喜んでくれているのであれば、素晴らしいことです。でも、もし相手が望んでいないのに、あれやこれやと尽くしてしまう場合は、相手のためではなく、単に「自分を必要としてほしい」と思っているだけなのです。
 
男女限らず、恋人に求められることで、「自分は役に立つ人間なんだ。価値のある人間なんだ」と実感したい人は少なくありません。

それで、恋人が付き合い始めよりも自分を求めてこなくなると、不満に感じる女性もいれば、恋人が自分を頼ってくれないことに苛立ちを覚える男性もいます。そういう人は、恋人が自分に依存してきた方が、快く感じることもあります。
 
実は、そういう人こそ、恋人に依存しているのです。自分1人では、「自分は、価値のある人間だ」と認められないから、“自分を必要とし、求めてくれる相手”の存在が不可欠なのです。
 
そんな人は、本当の意味で、相手を愛することはできません。なぜなら、相手が自分のいないところで幸せになってしまうと、面白くないからです。本来、人を愛するというのは、「相手がHAPPYなら、自分もHAPPY」だと思えることです。
 
相手が自分に依存してくることを喜ばしく思う人は、相手が自分のいないところで楽しく過ごしていると、寂しさを感じます。ひどい場合は、自分が必要な存在であることを証明するために、「自分がいないところでは、相手が不幸になることを願う」こともあるでしょう。それは、健全な愛情とは言えません。
 
相手に必要とされることばかりを求めないためにも、あなた自身が、誰にどんな評価をされようと、自分の価値をきちんと認め、精神的に自立することが大切です。そういう自立ができている人こそ、本当の意味で、相手を支えられると思いますよ?
 
次も「尽くしすぎてしまう人が分かっていないこと」です。

 

気付くべきこと3:甘やかすことが愛情ではない!

甘やかさないで、時には叱れる愛情を持てる人に!

甘やかさないで、時には叱れる愛情を持てる人に!

好きな人に尽くし過ぎてしまう女性の中には、付き合ってもいないのにHをしてしまうような“都合のいい関係”になってしまう人もいます。そんな人は、「自分がこんなに彼のことを愛して尽くしているのだから、いつか彼は私のことを愛してくれるはず」なんて考えがちです。
 
でも、そうなる可能性は、極めて低いでしょう。さらに言えば、あなた自身も相手を本当の意味で愛しているわけではありません。だから、あなたの思いが、相手の心には響かないのです。
 
まずは、自分がそんな関係を持ってしまうことで、「相手をズルイ人間にしてしまっていること」に気付かなくてはいけません。もちろん都合のいい関係を誘ったのは相手でしょう。でも、それに乗ることで、あなたも相手がズルイ人間になることを手伝っているのです。
 
人は、自分がズルイ人間になっていることを、心のどこかで責めるものです。心の奥底には、誰にでも良心があるからです。だからこそ、自分がズルイ人間になってしまう人の傍にいることは、けっして居心地のいいことではありません。心のどこかで自分を誇れないからです。
 
また、あなた自身も、本当に相手のためを思って、そんな関係を持っているわけではありません。「断って、相手に嫌われたくない」という保身の思いと、「彼と体を重ねたい」という欲望があってのことでしょう。

もし、本当に相手のことを思えるような人であれば、「私にとってHは、愛情のコミュニケーションだから、付き合ってくれない人とはHをしない。あなたのことが大切だからこそ、そんな中途半端な関係は持ちたくない」とキッパリ断るはずだからです。
 
もちろん、それを言われた彼は、はじめは「なんだよ!だったら、もう会わないよ」と怒るかもしれません。そして、二度と会えなくなることもあるかもしれません。

でも、確実に相手の心に響くはずです。そこにあなたの本当の愛情と「きちんと彼と向き合いたい」という意思が伝わるからです。

その結果、相手の内面が真面目であればあるほど、きちんと付き合ってくれることもあるでしょう。逆に、彼の中身が残念な場合は、縁が切れますが、むしろその方がいいでしょう。
 
人は何だかんだ言って、誰もが自分を好きになりたいし、魅力的な人間になりたいものです。だからこそ、本当に相手のことを思うのであれば、それをサポートできる人間になることが大切であり、それができたときに、2人の信頼は深まります。
 
逆に、あなたが、相手がズルい人間になることに手を貸してしまうような人であれば、2人の関係は悪くなる一方ですし、あなた自身、本当の意味で彼を愛しているわけではないのです。
 
相手を甘やかし、堕落させるのが、愛情のはずがありません。自分がどう思われようが、相手の幸せを願い、きちんと叱れる人こそが、本当の愛情がある人なのです。
 

気付くべきこと4:「見守る愛情」を持つことも大切!

恋人が夢に向かって頑張っているときは、あれやこれやと世話を焼こうとしないで、放っといてあげることも大切なことです。

恋人が忙しいときは、構ってくれないことに文句を言うのではなく、あなたは彼(彼女)がいなくても楽しく過ごし、機嫌良くいる方が賢明です。そうしたら、相手も安心して、やりたいことに専念できるでしょう。
 
そんな人になるためにも、あなた自身が彼(彼女)に依存することなく、1人で立っていられるような人でいなくてはいけません。ただし、それだけではなく、彼(彼女)から、何かしらの要望が来たときには、それに応えられるくらいの精神的な余裕も持っておく必要があります。
 
例えば、仕事が忙しい恋人と付き合っている場合は、彼(彼女)は、プレッシャーとストレスで押しつぶされそうになるときもあります。そんなときは、あなたの顔が浮かぶはずです。そんなときにこそ、彼(彼女)を支えられるようにしておくと、2人の愛は深まりやすくなります。
 
逆に、相手が心の支えを求めている時にきちんとサポートできないと、「僕(私)は大切にされていないんだ」と、勘違いされてしまうこともあります。だから、相手が集中しているときは、放っといてあげるのと同時に、いざというときには傍にいてあげられるような人でいることが大切なのです。
 
「いつもあなたを見守っていますよ」という思いが伝わるように、日頃から、言葉と態度で相手に示しておきましょうね。
 

上手に尽くせる人に!

ここまで、尽くしすぎてしまう人が気付くべきことを4つ紹介しました。結局、程よく相手に尽くすためにも、本当の愛情をきちんと理解する必要があるんですよね。
 
これは、いつかあなたが母親(父親)になったときにも大切なことです。子供を過保護にしすぎて、1人では何もできない子にしないためにも、程よくサポートし、時には手を貸さずに見守ってあげる必要があるのです。

また子供が自立をするときには、それを邪魔しないように、自分自身も子離れをしなくてはいけません。
 
それができるようになるためにも、まずは自分がきちんと精神的な自立をして、むやみに「相手に必要とされること」ばかり望まないことが重要です。
 
いい関係が築けるように、本当の意味で、相手をきちんと愛し、上手に尽くせる人でありたいものですね。