これで「ラン活」失敗ナシ!はじめてのランドセルの選び方

ランドセル選びは、親子の一大イベントのひとつ

ランドセル選びは、親子の一大イベントのひとつ

ランドセルはいつから選び始めていつ購入すべきなのでしょう? 男の子、女の子に人気のランドセルは? おすすめのランドセルブランドってあるの? ランドセルの選び方のポイントを解説!

 

【ランドセルの購入時期】早い人は夏休み前だけど秋~冬でもOK

早い人は、4月からラン活スタート

早い人は、4月からラン活スタート

小学校生活のシンボルともいえるランドセル。少子化が進む中、インターネットの普及で全国の工房から情報を入手できるなどの背景から、ランドセル商戦は年々加熱。ランドセルを手に入れる活動=「ラン活」という言葉も一般的になり、注目を集めています。

ランドセルの購入時期のピークは以前は年末年始でしたが、最近では、テレビCMやSNSによるキャンペーンなどは新年度開始早々の4月から始まっています。それらを目にすると「ランドセルはもう買わないといけないの!?」と思ってしまいがちですが、焦る必要はありません。

高級ブランドのランドセルや人気の工房のランドセルの一部は、「5~6月くらいの新作発表と同時に予約殺到 → 夏前には完売」ということもありますが、一般的にはランドセルは年間を通じて購入可能です。

強いこだわりがなければ、9月~1月くらいの購入でも問題ありません。年明け2月~3月になると全体的に品薄にはなりますが、定番モデルや大手メーカーのランドセルは購入できるでしょう。情報に振り回されず、親自身が主体的に買う時期を検討することをおすすめします。
 

【ランドセルの色&デザイン】男の子は黒&ネイビー系、女の子はピンク系が人気

女の子はピンク系のランドセルが定番人気

女の子はピンク系のランドセルが定番人気

ランドセルは、メーカーやブランドにより、色&デザイン、素材、サイズ、重さ、価格など、じつにさまざま。それぞれ、どんな種類があり、どんなものが人気なのでしょうか。

色については、男の子、女の子ともに幅広い選択肢がありますが、男の子のランドセルは黒やネイビー系、女の子のランドセルはピンク系やチェリー系が人気。

ブランドによっては、「黒」「ピンク」など単色ではなく、「黒×ゴールド」、「ピンク×キャメル」などコンビカラーのランドセルが用意されているものもあります。型押しや刺繍、ラインストーンなどの加工も人気です。
 

【ランドセルの素材】軽くてリーズナブルな人工皮革が主流も、牛革人気も根強い

人工皮革は「クラリーノ」でおなじみ

人工皮革は「クラリーノ」でおなじみ

ランドセルの素材は、大きく3つに分けられます。それぞれの特徴を記します。

  • 人工皮革 クラリーノなど。軽くて汚れにくく、水をはじく撥水性がある。カラーバリエーションが豊富で価格も比較的リーズナブルだが、引き裂きに弱い。  
  • 牛革 丈夫で独特の風合いがあるが、やや重い。カラーバリエーションは少なめで、価格は高め。
  • コードバン 馬のお尻の革。重いがかなり丈夫で、6年間使っても型くずれはほとんどなし。カラーバリエーションは少なく、価格は高い。

軽さや価格帯の手軽さから、人工皮革のランドセルを選ぶ家庭が多いようですが、独特の風合いをもつ天然皮革の人気も根強いものです。
 

【ランドセルのサイズ】「A4フラットファイル対応」が主流に

横幅1cmの違いが使いやすさを分ける

横幅1cmの違いが使いやすさを分ける

ランドセルのサイズには、「A4クリアファイル対応」と「A4フラットファイル対応」の2種類あります。

「A4クリアファイル」は、縦が約31cm、横が約22cm。「A4フラットファイル」は、縦が約31cm、横が約23cmで、「A4フラットファイル」のほうが「A4クリアファイル」より1cm大きいことになります。横幅1cmだけの違いですが、

  • 「A4クリアファイル対応」のランドセルにA4フラットファイルを入れようとすると、すっぽり収納できないことがあること
  • 高学年になるにつれ、教科書やノートなどの荷物は増えていくこと

これらの理由から、最近は、横幅のある「A4フラットファイル対応」のランドセルが主流になってきています。
 

【ランドセルの重さ】重くても、構造により負担が少ないランドセルも

実際に背負わせて使用感をチェック

実際に背負わせて使用感をチェック

軽さが特徴である人工皮革のランドセルは、約900g~1,200g前後、牛革やコードバンなど天然皮革の場合は1,200g~1,600gと、最大で約700g前後の違いがあります。

重量は重くても、肩ベルトなどにより、重さの負担が少ない構造のランドセルもありますので、子供に実際に背負わせ、試してみるのがよいでしょう。

個人差はありますが、平均身長と体重を調べてみると、身長は小学校6年間で約30cmのび、体重は約2倍になります。入学前は重そうにみえても、子供はどんどん成長していきますので、長い目で考えることも大切です
 

【ランドセル価格】売れ筋は4万円台のランドセル

早期購入割引があるメーカーも

早期購入割引があるメーカーも

ランドセルの価格は、素材やデザイン、メーカーなどによってさまざまですが、売れ筋は4万円台のもの。全体の7、8割の家庭が、3万円台から5万円台のランドセルを購入しているようです。

一般的に、「人工皮革はリーズナブル(3~4万円台)、牛革やコードバンは高額(5万円~)といった傾向があり、中には7万円以上のものも。

逆に、型落ちのモデルでもOKな場合は、2~3月頃、ネット通販を利用して2万円以下で購入することも可能です。
 

【ランドセルメーカー&ブランド】人気のメーカー&ブランド12選

百貨店や量販店で購入する人が多い

百貨店や量販店で購入する人が多い

人気のランドセルは、

  1. 大手メーカー系
  2. 人気工房系
  3. 百貨店&量販店系
  4. その他

の4つに分かれます。それぞれ人気のメーカーとブランドを紹介します。

1  大手メーカー系

  • セイバン(天使のはね)  
    「天使のはね」でおなじみの人気メーカー。創業1919年の老舗で、戦後から国内生産にこだわり業界シェアトップを誇る。
  • ハシモト(フィットちゃん)  
    「フィットちゃん」でおなじみのメーカー。背負いやすい肩ベルト、丈夫なマチ部分が魅力。ランドセルのフチが光るタイプもある。
  • 協和(ふわりぃ)  
    1967年、業界初のクラリーノ(人工皮革)ランドセルを発売した老舗メーカー。背負いやすさ、軽さ、収納力などにこだわる。

2 人気工房系

  • 土屋鞄製造所
    1965年創業。シンプルで素朴なデザインがロングセラーの人気を誇る。天然皮革がメインだが軽量のクラリーノも扱う。
  • 鞄工房山本
    奈良県にある鞄工房。ひとつひとつ手仕事で作り上げ、高級感に加えおしゃれさも漂う。東京銀座、表参道にもショールームあり。
  • 池田屋
    1950年創業。「子ども思い」をコンセプトに、人工皮革、牛革それぞれの長所を生かしたデザインは全モデル共通。

3 百貨店&量販店系

  • 三越伊勢丹のランドセル
    人気アパレルブランドのcokiticaと大峡製鞄のコラボランドセル、カジュアルアートで名高い「スイミーデザインラボ」のランドセルなどがある。
  • イオン 
    大容量ランドセル「みらいポケット」シリーズ、自分好みにカスタマイズできる「はなまるランドセル24」などがある。
  • イトーヨーカドー
    「天使のはね」と共同開発した「Fine Fit」、サーティワンアイスクリームとコラボした特製カバーつきのランドセルなどがある。

4 その他

  • ミキハウス
    アパレルメーカー・ミキハウスオリジナルのランドセル。シンプルで高級感があり、名入れチャームのプレゼントもある。価格は高め。
  • プーマ
    スポーツブランド「プーマ」のランドセル。サッカー好きな男の子に大人気。製造は、「天使のはね」のセイバンが行う。
  • ママニーズ・ランドセル
    子育て支援企業のリトル・ママが、ママ目線を取り入れ「かっこいい&かわいい」にこだわりランドセルを開発。

これでラン活失敗ナシ!ランドセル選びの心得5つ

親子で楽しく選びたい

親子で楽しく選びたい

最後にランドセル選びの心得を5つ紹介します。

心得1 子供に決めさせる
子供が「早くこれを背負って小学校に行きたい!」と思えるようなランドセルを選ぶためには、情報収集や候補の絞りこみは親主導で行いつつも、最終的には子供に選ばせるようにしたいもの。そうすることで愛着も湧きますし、大切に使う心を育むこともできます。

心得2 親は「6年間使うもの」という視点で
ランドセルは、6年間使うもの。色やデザインなど、購入時の子供の“ブーム”のみを優先して決めるのでなく、親は「中学年や高学年になっても飽きずに使い続けられるかどうか」という視点をもち、アドバイスすることをおすすめします。

心得3 子供と一緒に実物を見に行く
ランドセルは、実物を子供と一緒に見に行き、子供に背負わせて使用感などを実際に確認しましょう。ネットで購入する場合も、近くに取り扱い店舗があれば足を運び、同じものを背負っておくと安心です。

心得4 とにかく先輩ママに聞く
ランドセル選びは、周りの先輩ママからのクチコミも大切な情報源。「いつ、どこで、どのような視点で、どんなランドセルを選んだのか」を率直に聞くことで、具体的なイメージが湧いてくるでしょう。

心得5 保証書は必ずチェック
ランドセルは、使い続けるうちにベルトがやぶれたり金具がこわれることがあります。このような場合に備えて、ほとんどのメーカーが「6年間修理保証付き」となっています。保証書は必ずチェックし、6年間大事に保存しましょう。


子供が初めてランドセルを背負い、学校に向かう姿は、親にとって一生心に残る思い出になるもの。

その思い出により輝きが増すよう、親子で後悔のないランドセル選びをしたいものですね!