SUVの代表格、フォレスターの新型がニューヨークモーターショーでお披露目

ニューヨークでお披露目された新型フォレスター

ニューヨークでお披露目された新型フォレスター

昨今の日本車の売れ筋を見ていると、軽自動車とコンパクトカー、ミニバン、そしてSUVと4つのジャンルに絞られている。このうち、SUVを除けば全て実用重視。クルマ好きの多くはSUVか輸入車を選んでいる状況と言って良い。そんな中、今年の夏に発売される予定の新型フォレスターがニューヨークモーターショーで発表された。紹介しよう。

写真を見て頂ければ解る通り、デザインは現行モデルと似た雰囲気。そんな理由から「見分けが付かない」という声も上がっているようだ。確かにフロントのデザインを引き継いだため、見た瞬間「新型車ですね!」というインスピレーションは無し。この点はあえて狙っているんだと思う。変えようとすれば簡単ですから。フォレスターのイメージを残したのだろう。
 

新型フォレスター、真横の雰囲気は先代と違う

新型フォレスター、真横の雰囲気は先代と違う

ただ真横からの雰囲気や、ボディ側面の面構成などは先代と全く違う。おそらく見た瞬間「どこが違うの?」と感じ、徐々に「なるほど新しいですね」となるだろう。そして、5年くらいしても古さを感じさせないような長持ちするデザインになると考える。現行インプレッサ以後、スバルはデザインの方向性を変えた。上手にアピール出来たなら、良い狙いかもしれない。
 

SGP採用で走りへの期待感が膨らむ。インテリアの質感も高い!

新型フォレスター画像

新型フォレスター画像

車体そのものは全くの新世代。インプレッサから投入されたSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)となり、強い車体骨格を持たせ衝突安全性も世界TOPレベルになっている。世界規模で高い評価を得ており、特にハンドリングや乗り心地の質感などは素晴らしい。SUVへの展開は初めてながら、大いに期待していいんじゃなかろうか。

インテリアもインプレッサから2ランクくらい質感が高くなった。その流れを引き継ぎ、新型フォレスターもデザインだけでなく樹脂部品の見栄えなども追求。さらにアメリカ市場から「もう少し広ければ嬉しい」と言われていたリアシートの居住性はキッチリ確保している。大柄なアメリカのユーザーを意識したそうな。日本人なら全く問題無いと思う。

書き遅れたが、ボディサイズは大きくしていない。最近のスバル、アメリカでの人気を考えモデルチェンジの度に大きくなってきた。フォレスターも「一回り大きくなるらしい」とウワサされていたものの、幸い居住性を確保するためホイールベースを少し伸ばした程度に抑えてきている。これまた日本の道路事情で使っても不便無し。
 

ターボが無くなったことが唯一の「う~ん」。安全装備は充実!

新型フォレスター、ターボが無くなった

新型フォレスター、ターボが無くなった

最大にして唯一の「う~ん!」がエンジンラインナップ。クルマ好きにとってフォレスターの大きな魅力となっていたターボエンジンを、新型で設定しなかった。性能的にはターボ無しでも十分だと思うけれど、ライバルとの違いを見せて欲しいところ。日本のユーザーから強いリクエストが出れば、やがて追加もありうる?

スバル自慢の「事故を起こさない性能」は、レーンキープ機能付きのアイサイト3に、ドライバーモニタリング機能が加わった。常時ドライバーの顔をチェックしており、居眠りや長い時間のよそ見などをすると警告してくれるというもの。居眠り運転や疾病による意識喪失を検知出来れば、今度様々な安全対策をしていけるから心強い。
 

新型フォレスター発表の様子

新型フォレスター発表の様子

また、高い顔認識機能を持っているらしく、家族でクルマをシェアしているような場合、ドライバーズシートに座った段階で「誰がハンドル握ってるのか」を検知。その人に合わせたシートとなるそうな。やがてスマートフォンのように、キーも不要になり盗難出来ないようなクルマになっていくことだろう。気になる価格だけれど、ほぼ変わらない?