2018年注目の天体イベントカレンダー

2017年は、毎年恒例の流星群のほかに、部分月食やスーパームーンがあったものの、ややおとなしい感じの1年でした。それに比べて2018年は、天体イベントの当たり年! 注目度の高い天文現象が盛りだくさんです。ガイドのおすすめ度を星の数で表したので、そちらも参考にしてみてください。

星空には夢とロマンがいっぱい

星空には夢とロマンがいっぱい。2018年も天体イベントを楽しみましょう!


 

2018年最大の満月(スーパームーン)/1月2日(火)/☆☆☆

新年最初の満月は、2018年のうちでもっとも地球に近づいたタイミングで満月になります。俗にいう「スーパームーン」です。夜明け前、月が西の空に沈む直前が見頃です。詳しくは「12月・1月は連続でスーパームーン! 見頃はいつ?」をご参照ください。


 

しぶんぎ座流星群/1月4日(木)/☆☆

見頃は、4日午前0時過ぎから明け方にかけて。ただし、満月が過ぎたばかりの明るい月が夜空を照らすので、見られる流星数は少なくなりそう。月に背を向けたり、手で隠したりして、月明かりを視界に入れないようにするのが観察のコツです。ガイド記事「しぶんぎ座流星群2018は1月4日が見頃! 方角や条件は?」もご覧ください。


 

皆既月食/1月31日(水)/☆☆☆☆☆

全国で、月食の一部始終を肉眼で観察できます。皆既食になるのは21時51分頃から1時間以上にわたります。月の色は一般的に「赤銅(しゃくどう)色」と表現されますが、大気の状態に左右されるので、ぜひ自分の目で確かめてみましょう。


 

皆既月食(月入帯食)/7月28日(土)/☆☆☆☆☆

2018年2回目の皆既月食です。未明から明け方にかけて食が起こり、月食の状態のまま月が西へ沈んでいく「月入帯食」となります。そのため、月食の始めから終わりまでは観察できませんが、月の近くには地球に接近中の火星が輝き、印象的な光景が見られそうです。

皆既月食

2018年は日本で見られる皆既月食が2回も! 月の色にも注目です。


 

火星の大接近/7月31日(火)/☆☆☆☆☆

前回、火星が地球に接近したのは2016年5月31日。2天体の距離は約7500万kmで「中接近」といったところでしたが、2018年は約5800万kmまで距離が縮まって「大接近」となります。ここまで接近するのは2003年以来で、なんと15年ぶりです。


 

ペルセウス座流星群/8月13日(月)/☆☆☆☆

1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」と並ぶ、三大流星群のひとつ。2018年の見頃は、8月13日未明となりそうです。新月を迎えて間もないので、月明かりの心配もなく、期待が持てそうです。


 

ふたご座流星群/12月14日(金)~15日(土)/☆☆☆☆

見頃は、14日の夜遅くから15日の明け方まで。月相は上弦になる手前で、22時30分頃には沈むため、月明りの影響はさほど心配ないでしょう。


 

ウィルタネン彗星の地球最接近/12月16日(日)/☆☆☆☆☆

「46P/ウィルタネン彗星」が地球に最接近して3等級まで明るくなり、肉眼で観察できそうです。冬の星座として有名な「おうし座」の近くを駆け抜けていきます。

肉眼で尾をひく彗星の姿が見られるかも!

肉眼で尾をひく彗星の姿が見られるかも!


さらに、天文現象ではありませんが、「ブルームーン」にも注目です。ブルームーンとは、1ヵ月間に2度満月が生じるとき、2度目の満月のことをさします。2018年は1月31日と3月31日の満月がブルームーンです。ちなみに2月には満月が1度もありません。ブルームーンには「見ると幸せになれる」という言い伝えがあり、近年人気が高まっていますから、SNSなどで大きな話題となりそうですね。

というわけで、2018年は天体イベントが目白押しです! 今のうちにカレンダーや手帳にメモをして、見逃さないようにしましょう。日が近くなってきたところで、ガイド記事でより詳しい見頃や観察方法などを紹介する予定ですので、そちらもお楽しみに。