『スター・ウォーズ』シリーズ、どの作品から観るか迷ったら?

いよいよ、2017年12月15日より『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』が公開されます。

(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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『スター・ウォーズ』はその名を知らない人がいないというほどの長寿かつ人気のシリーズではありますが、『最後のジェダイ』の前に「どの順番で鑑賞したらいいの?」「どれを観ておけば良いのかわからないよ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、「『スター・ウォーズ』シリーズはこの順番でシリーズを追っていくのがベスト!」という順番と合わせて、「『最後のジェダイ』の前に手っ取り早くおさらいしたい時」におすすめの順番をご紹介します。

 

1:ベストな鑑賞の順番はこれだ!

結論から申し上げましょう。『スター・ウォーズ』シリーズは以下の順番に観るのが一番のおすすめです!

(1)エピソード4 新たなる希望 (製作年:1977年)
(2)エピソード5 帝国の逆襲 (製作年:1980年)
(3)エピソード6 ジェダイの帰還 (製作年:1983年)
(4)エピソード1 ファントム・メナス (製作年:1999年)
(5)エピソード2 クローンの攻撃 (製作年:2002年)
(※この間に『スター・ウォーズ クローン大戦』を観るのもおすすめ!)
(6)エピソード3 シスの復讐 (製作年:2005年)
(7)フォースの覚醒(エピソード7) (製作年:2015年)
(※『エピソード4』を観てから『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観るのもおすすめ!)

なぜ『エピソード4』から観るべきなのか?については、大きく分けて3つの理由があります。

【エピソード4を最初に観るべき理由】

StarWars

エピソード4から見るべし!


1.最初に作られたのが『エピソード4』だから
このおすすめの順番は製作年順そのままです。この順番で観てこそ、リアルタイムでシリーズを追ってきたファンと同様の感動が得られるでしょう。

2.単純明快な冒険活劇であるから
『エピソード4』は何よりも“冒険活劇”の面白さに満ち満ちており、物語としても“一本道”、シリーズの中でも最もシンプルかつわかりやすい内容になっています。子どもから大人まで、夢中になって観ることができるでしょう。

3.『エピソード1~3』はある意味で“答え合わせ”であるから
製作年を見ればわかる通り、『エピソード1~3』は16年の時を経て作られた新しいシリーズになっています。これらは『エピソード4~6』で散りばめられた謎や過去の歴史を解き明かす、ある意味では“答え合わせ”のような内容でもあるのです。

つまりは、過去の物語であり、謎の答え合わせのような内容である『エピソード1~3』を先に観ても、とっつき辛く、楽しみにくいところがあるのです(また、単純に『エピソード1』は『スター・ウォーズ』シリーズの中でも最も評価が低く、ここから観るとガッカリしてしまう可能性もあります)。

ナンバリングされているタイトル以外では、『エピソード1~3』で描かれなかった場面が補完されている2Dアニメシリーズ『スター・ウォーズ クローン大戦』(または3DCGアニメシリーズの『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』)、『エピソード4』の直前の出来事が描かれている『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などを観てみるのも良いでしょう。

なお、『エピソード4~6』は“旧3部作(オリジナル・トリロジー)”、『エピソード1~3』は“新3部作(プリクエル・トリロジー)”、『フォースの覚醒』と『最後のジェダイ』と 『エピソード9(タイトル未定)』は“続3部作(シークエル・トリロジー)”とも呼ばれています。3作ずつ物語がまとまっていることにも留意して、シリーズを追ってみると良いでしょう。


 

2:『最後のジェダイ』の前に手っ取り早くおさらいしたい時はこちらを!

さすがに7作品+αも観るのはちょっと……と思っている方は、以下の4作品に絞っても良いでしょう。

(1)エピソード4 新たなる希望
(2)エピソード5 帝国の逆襲
(3)エピソード6 ジェダイの帰還
(4)フォースの覚醒(エピソード7)

(C)2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

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2015年に公開された『フォースの覚醒』には『エピソード4~6』のキャラクターが32年の時を経て再登場しており、そちらを観ていないとわからない嬉しい小ネタ(ファンサービス)も満載でした。

『フォースの覚醒』の直後から始まる今回の『最後のジェダイ(エピソード8)』も、『フォースの覚醒』と同様に『エピソード4~6』で描かれたキャラクターの関係性が物語に関わってくることは、ほぼ間違いがないでしょう。

裏を返せば、『エピソード1~3』はかなり昔の物語であるため、今回の『最後のジェダイ』に関わってくる可能性は低い、観ていなくてもまず大丈夫である、ということです。(筆者はまだ『最後のジェダイ』を観ていないので、断定はできませんが……)(事実として、『フォースの覚醒』は『エピソード1~3』を観ていなくてもまったく問題なく楽しめる内容でした)

4作品でも多いよ!と思った方は、『エピソード4』と『フォースの覚醒』の2作品にだけに絞ってみるのも良いでしょう。とにかく、「『スター・ウォーズ』シリーズ」をどう楽しめば良いのかわからない!」という時は、「『エピソード4』から観れば間違いはない」ということです。


 

おまけその1:最初は『エピソード4』じゃなかった!

さてさて、ごく簡単におすすめの順番を紹介しましたが、そもそも「なんで『スター・ウォーズ』は『エピソード4』から始まっているの?」と疑問に思った方も多いでしょう。実は、「いきなり“4”なのかよ!」ということは当時にも大変な話題を呼んでいたのです。

公開当時のポスター

公開当時のポスター

公開当初は『エピソード4』のナンバリングも『新たなる希望』の副題もなく、『スター・ウォーズ』というタイトルで公開されました。まだ全9部作という構想も発表されておらず、1979年末からシリーズ第2作について『エピソード5』という表現が使われ始めたため、「続編が第5話ってどういうこと? じゃあ前の話は何だったの?」とファンは騒いでいたのだとか。

つまり、『エピソード4 新たなる希望』は公開された“後”に付けられていたものということ。しかも、オープニングのスクロールタイトルの「エピソード4」と「新たなる希望」の二行も、実は1979年末のリバイバル公開時にやっと追加されたものだったのです。

乱暴な言い方をすれば、「4から始まるのを気にするな! 後付けなんだから!」ということ。それでいて、『エピソード1~3』を観ると「なぜ後から過去の物語を描いたか」の理由もわかるため、「後付けだと思ってすみません! このシリーズ構成の意味がしっかりわかりました!」と謝りたくなるということ、『エピソード1~3』を観ればまた『エピソード4~6』をもう一度観たくなるというのも、『スター・ウォーズ』シリーズの素晴らしいところです。(その具体的な理由は、これから観る方のために秘密にしておきます)


 

おまけ2:まだまだ『スター・ウォーズ』は終わらない!

『スター・ウォーズ』シリーズはナンバリングされたメインストーリーだけでなく、スピンオフ作品も多くなっています。それは今後も広がり続けており、2018年6月29日には人気キャラクターのハン・ソロを主人公とした『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』も公開予定となっています。

(C)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights reserved

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さらには、『エピソード~』シリーズとして描かれてきた物語とはまったく異なる、新しい3部作の製作も発表されています。「まだ宇宙に平和が訪れないのかよ!」という気持ちもなくはないですが、『スター・ウォーズ』シリーズが今後も続いていく、というのはファンとして嬉しいです

これほど膨大な広がりを見せている『スター・ウォーズ』ですが、いずれにせよ、「シリーズをまったく知らないという方は、『エピソード4』から観ればOKだ!」ということ。ぜひぜひ、『エピソード4』から『スター・ウォーズ』の面白さに触れてみてください!


『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』公式サイト

参考図書:スター・ウォーズ完全基礎講座