大きく上昇する年は、年初にロケットスタートする傾向がある

2017年の米国株は年初来高値の更新が相次ぐ1年でした。これをバブルと見る人もいますが記録的な株価上昇は偶然の産物ではないと思います。2018年の米国株も期待できると思います!

2017年の米国株は年初来高値の更新が相次ぐ1年でした。これをバブルと見る人もいますが記録的な株価上昇は偶然の産物ではないと思います。2018年の米国株も期待できると思います!

2017年最終週の米国株は小幅に反落し、主要3指数はそれぞれ▼0.14%~▼0.81%の下落に終わりました。ダウとS&P500は6週ぶりに週間べースの最高値更新を中断しました。年間ベースでは、ダウ+25.1%、S&P500+19.4%、そして半導体株が大幅上昇したナスダックは+28.2%高と、いずれも過去4年間で最大の上げ幅となりました。2014年はそれ以上に騰がり、また2013年も大幅高でしたが、年間で大きく上昇する年は、その年の初めにロケットスタートする傾向があります。

2017年も1~2月に高値更新が続くなどロケットスタートしたのでしたが、その勢いのまま、年末さらに一段高となってゴールしたような相場展開でした。ダウは52週中29週で週末を最高値で終えています。また月間ベースで9か月連続上昇中でもあり、これは59年ぶりということにもなります。

1月にダウが2万ドルに初めて到達したときにバブルとの見方もありましたが、こちらのサイトでは次は2万5000ドル、その先は3万、4万、5万ドルを目指すと書いてきました。その後、3月に2万1000ドル、8月に2万2000、10月に2万3000、11月に2万4000の大台を順次をクリアし、現在2万5000ドル寸前です。

かのウォーレン・バフェット氏は、「100年後にダウ100万ドル」と言っているくらいですが、流れとしては過去百年間もひたすら(GDPと企業収益と並行して)上がり続けてきたので、おかしな事ではありません。1930年台初めに40ドル台だったダウに対し、90年以内に2万5000ドルになると言うよりも控え目な発言です。
 

記録的な株価上昇は偶然の産物ではない

私の会社では米国の相場トレンド判定を継続的に行っているのですが、2016年11月から1年以上も「上昇トレンド」を継続中ですが、これも断トツで最長記録となります。日本株も日経平均が26年ぶり高値と、28年前のバブル頂点が視野に入り、過去最長となる16連騰も記録しました。今年は世界30ヶ国で最高値を更新し、全体の時価総額も21%増して84兆ドルとなりました。

こうした記録的な株価上昇は偶然の産物でなく、好調なマクロ経済情勢や過去最高の企業収益に沿った妥当な事です。日本の失業率は24年ぶり低さとなり、実質的には完全雇用状態です。消費者物価指数の水準は20年ぶりの高さに回復しており、経産省は基調判断を22年ぶりにに「持ち直し」の状態にあるとしたばかりです。米企業の利益額は毎年過去最高を更新中ですが、来年には利益率も過去最高となる可能性大です。

株高で資産効果の出て来た米国では、11~12月の小売販売が6年間で最高との調査結果も出ております。中でもネット通販がより大きな伸びを見せており、アマゾンでは人工知能搭載の音声アシスタントデバイス「echo」が千万台単位で売れているなど、新たなテクノロジーも台頭しています。

非常にソリッドな(堅調な)ファンダメンタルズによって、来年の米国株も上昇する可能性が高いと思います。過去も大幅高の翌年は大抵上昇に終わりました。ただし、今年ほど大きな上昇幅に連続してなることは難しいと思いますが、上昇する可能性は高いでしょう。

参考:米国株通信

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