仲間を集めることができるSNSのハッシュタグ機能がはらむ危険性

Twitterのハッシュタグ投稿で逮捕される可能性もあります

Twitterのハッシュタグ投稿がきっかけで逮捕される可能性も

座間市で9人の遺体が発見された事件が話題となっています。加害者と被害者は、Twitterで「#自殺したい」「#自殺募集」「#自殺」などのハッシュタグで知り合っていたと言います。

TwitterをはじめとするSNSでは、匿名で複数アカウントが作ることができ、検索に対応しているものが多いため、ハッシュタグ機能が悪用されている例が少なくありません。自殺にまつわるもの以外にも、犯罪につながりかねない様々なハッシュタグがあります。今回は、「闇のハッシュタグ」とも言うべき危険なハッシュタグの実態と危険性について解説します。
 

「#パパ活」「#円」援助交際・出会い系につながるハッシュタグ

Twitterは出会い系被害につながる使い方がされています。警視庁の「平成28年度におけるコミュニティサイト等に起因する事犯の現状と対策について」によると、コミュニティサイトを通じた出会い系被害は近年増加傾向にあります。被害児童数が多いサイトをサイト別に見ると、Twitterのみ前年比2倍に増加しており、4人に1人がTwitterにおける被害となっています。

Twitterのハッシュタグが悪用されることが多い

援助交際や出会い系でもTwitterのハッシュタグが悪用されることが多い

実際Twitterでは、援助交際や出会い系につながる投稿が少なくありません。たとえば、以下のようなハッシュタグが援助交際や出会い系として使われているようです。一部、隠語が使われています。

#パパ活
#パパさん募集
#パパ活女子
#デート援 
#p活 
#貢ぎ奴隷 
#財布奴隷 
#サポ(サポート=援助の意味) 
#サポ募集 
#円(援助の意味)

当然、未成年を対象とした援助交際や出会い系は罪に問われます。ツイートがもとで逮捕される可能性があるので、利用してはいけません。
 

自傷行為写真も禁止、アカウント凍結も

先日Twitterでは「Twitterルール」が改定され、禁止行為が具体的に明示されました。たとえば「暴力」「自殺や自傷行為」「児童ポルノ及び児童の性的搾取」は禁止行為に当たります。

ルールを守らない場合は、Twitterにより該当コンテンツの削除要求・Twitterの利用制限・アカウント所有権の認証要求・アカウントの永久凍結などの対象となる可能性があります。

投稿自体が罪に問われるわけではありませんが、自傷行為の写真を投稿するとアカウント凍結などの対象となる可能性があるというわけです。たとえば、次のようなハッシュタグでは自傷行為の写真が多数投稿されています(閲覧注意)。

#アムカ(アームカットの意味)
#リスカ
#病み垢 
#メンヘラ 
#自傷 
#メンヘラさんと繋がりたい 
#ヤンヘラ


政府は座間市の事件を受けて、2017年内を目処に再発防止策を取りまとめるとしており、Twitterの規制なども検討するそうです。Twitterは現在政府や警察などからも注目を集めており、以前のように何でも投稿できる場ではなくなる可能性があります。楽しいコミュニケーションの場としてTwitterを使い続けるためにも問題がある投稿は決してしないようにしましょう。