発表直前!次期iPhone関連株をピックアップ

新型のiPhoneが、いよいよ発表されます。発表イベントは9月12日(日本時間では13日の深夜)に決まっています。詳細は当日までわからないものの、市場では様々な憶測が出ています。

iPhoneは今年で登場10周年を迎えますが、名称はiPhone8で、10周年記念モデルはiPhoneXになるとの見方が有力。パネルはバックライトが不要な有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を搭載するのが確実視されています。また、ワイヤレス充電に対応し、バックパネルはガラス製との観測も浮上しています。
 

有機EL搭載、ワイヤレス充電も

中国メーカーの台頭などでスマホ市場の市場規模が拡大し、アップル社の相対的なシェアは低下傾向にあります。一方で、新興国の国民所得の増加により、高性能なiPhoneの需要は着実に増加しています。10周年を迎え、さらに注目度が高まることになりそうです。
 

アルプス、村田製、フォスター電など

そこで今回は、主なiPhone関連株をピックアップします。

■アルプス電気 <6770>
iPhoneで手振れ補正機器、地磁気センサーなどを担当していると見られます。同社の精密センサーは同業他社に優位性があるものが多く、アンドロイドタイプの機器にも部品を供給しています。アップル社への売上比率が高いと見られ、販売が好調なら同社の業績も伸びることになるそうです。

■村田製作所 <6981>
スマートフォン向けのセラミックコンデンサを取り扱っています。通信モジュールに使われるコンデンサーでは世界首位級で、次期iPhoneにも欠かせない部品です。スマホ以外にも、IoT(モノのインターネット)、高速・大容量の次世代通信規格である5Gなどにも多く使われます。

■ソニー <6758>
画像センサーで世界トップシェアを誇ります。同社のCMOSイメージセンサーは、遠くのもの、暗がりの中でも反応。スマホのデュアルカメラ(複数搭載カメラ)やセンシング機能化で、高性能製品の需要が高まっています。センサーは、自動運転などにも欠かせません。

■フォスター電機 <6794>
音響用スピーカー部品・製品の専業メーカー。iPhoneにはヘッドセット(マイク一体型のイヤホン)を供給しています。ダウンロードした音楽を良い音で聴くのに必要です。

■京セラ <6971> 
正確で安定した信号(周波数)を作ることに使われる水晶振動子を供給していると見られます。携帯電話の周波数は国際機関で決められた周波数で通信を行ないます。時計が正確に動くのも水晶デバイスのおかげです。また、イメージセンサー用のパッケージ材料を供給しています。

■ミネベアミツミ <6479>
極小ベアリングの世界トップメーカーです。この技術を活かし、スマホカメラレンズ用のモーターを手がけています。また、iPhoneなどの高性能スマホ向けにバックライトを供給。iPhone8の一部で有機ELが採用されても、依然として液晶が主役であることには変わりがありません。

■ブイ・テクノロジー <7717>
有機ELの製造装置や、検査装置を手がけています。アップル社と直接取引があるわけではありませんが、iPhoneに有機ELが搭載されることで、市場の広がりが期待されます。

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