今こそ注目したい四大バイオ銘柄!

?今こそ注目したい四大バイオ銘柄!

今こそ注目したい四大バイオ銘柄!

下記は米国に上場している四大バイオ銘柄の時価総額と売上高の推移です。時価総額トップはギリアドサイエンシズ(GILD)です。同社は1990年代後半に日本でも有名なインフルエンザ薬のタミフルを開発するなどした後、2000年代前半に当時確固たる治療薬のなかったエイズ薬を相次いで発売したバイオ企業です。2位はセルジーンです。「血液癌のエキスパート」として長期成長を続けてきたバイオ企業です。3位はバイオジェン(BIIB)。ニューロサイエンス(神経科学)を基に神経変性疾患、血液疾患、自己免疫疾患の革新的な治療法の発見および開発を行う企業で多発性硬化症(MS)の治療薬で有名です。最近はアルツハイマー病治療薬の開発も行っています。4位はリジェネロン(REGN)で 加齢黄斑変性症で最も有効な注射薬「アイリーア」で有名です。

米国のバイオセクターは12年から長期大相場の芽が出始め、どれもこの間に数倍の大化け銘柄となったように、バイオセクターは15年にピークを迎えるまで、全セクターの中でも最高のパフォーマンスを上げていたのでした。 しかしあまりにも長期の成長を織り込み過ぎたところで、また、大統領選で両陣営から高額過ぎる薬価に抑制を促す発言が出ると、一気に利益確定売りを浴び、その後長い調整となってきました。2016年からの長い調整で1年以上も往来相場が続いたのでしたが、その間徐々に高値を上に切り上げてきました。
 

次の数年を決める新薬候補がまたぞろぞろと出始めている

下記はバイオジェン(BIIB)の株価推移ですが、バイオ企業の多くはこのような形でカップウィズハンドル型のカップ右サイドを駆け上がってきているところです。

再び割安に、新薬期待でカップ右サイドを上がるバイオジェン(BIIB)

再び割安に、新薬期待でカップ右サイドを上がるバイオジェン(BIIB)

バイオジェンの時価総額は2013年末に比べて少し下がっているほどです。この間多数の自社株買いを続けてきましたので、発行済株式数が減って一株あたりの価値が上昇し、株価は現在の方が少し高いのですが、会社の価値(時価総額)としては伸びていません。同様にギリアドサイエンシズも殆ど価値が上昇していません。セルジーンは唯一順調に、着々と価値を上昇させ続けてきました。リジェネロンは一見大きく上昇している様子ですが、この間に激しい上下の波がありました。

売上高の方を見ると、2012年時点でバイオジェンは今の半分以下です。ただ2013年に発売された多発性硬化症(MS)治療薬「テクフィデラ(一般名:フマル酸ジメチル)」が勢い良く始動しており、数年後に最大の売上製品となって売上全体が倍増しています。またギリアド社の売上が劇的に伸びているのも、C型肝炎薬「Sovaldi」が第3相臨床試験を通過し、その後世界最大の超大型薬となったことが貢献したものです。

このように各社順調に、それぞれ数年前より出て来た新薬が業績を劇的に上昇させ、現在利益額が大きくなっているため、期待先行で騰がった当時よりもPERはかなり割安です。バイオジェンは12年2月時点のPER19.5倍から13年12月に32.8倍に、そして現在14.7倍という具合です。ギリアド社は13年12月の37倍から現在10倍丁度まで下がっています。

数年の調整期間を経て、現在再びバイオ医薬株は2012年当時のように割安域に入っていると思います。そして次の数年を決める新薬候補がまたぞろぞろと出始めてきています。

数年の調整期間を経て、現在再びバイオ医薬株は2012年当時のように割安域に入っていると思います。そして次の数年を決める新薬候補がまたぞろぞろと出始めてきています。

ただ株価的には、時価総額推移を見ればわかるように、これから新薬が出て数年後に売上倍増しそうだという時期が、期待で一番良く騰がるのです。実際に売上倍増となって行くときには上がらないのです。(予想通りそうならなければ暴落します)

こうした意味で考えると、数年の調整期間を経て、現在再びバイオ医薬株は2012年当時のように割安域に入っていると思います。そして次の数年を決める新薬候補がまたぞろぞろと出始めてきています。

参考:米国株通信

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