老後資金として必要なのは総額1億30万円!?

 2013年4月1日施行の(改正)「高年齢者雇用安定法」(厚生労働省)と少子高齢化の影響なのでしょうか定年後も多くの人が働き続けています。では、「65歳でリタイア、妻は同い年、共に90歳まで生きるAさん夫婦」の老後資金を考えてみましょう。

※90歳では男性25%、女性50%が生存します(平成28年簡易生命表)。

Aさん夫婦の老後期間は25年。老後資金として準備する必要があるのは、日常生活をまかなう生活資金と、家のメンテナンス費用や医療・介護費などを賄う予備資金です。

●生活資金の目安額
生活資金の目安額を、総務省「平成28年 家計調査報告(家計収支編)」をもとに計算してみましょう。

夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦のみの無職世帯の月間支出総額は26万7546円。これは食費や交際費、水道光熱費などの基本的生活費に所得税や個人住民税、固定資産税、社会保険料などを加えたものです。Aさん夫婦の生活資金は約8030万円(26万7546円×12カ月×25年)になります。

●予備資金の目安額
予備資金は個人差が大きく、一般に1500万~2000万円と想定する人が多いようです。

●老後資金の目安額
老後資金の総額は、「生活資金+予備資金=8030万円+2000万円=1億30万円程度になります。

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